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| コース:トイピルカ北帯広YH→道道316号→道道73号→国道241号→国道236号→旧幸福駅→国道236号(Uターン)→旧愛国駅→国道236号→国道38号→道道465号→国道237号→国道38号→道央自動車道→道道781号→道道259号→苫小牧港・西港(走行距離:395q) | ||||||||||||
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コースを見て『なんでこんなところ走ったの?』って思われるのが普通なのですが、これにはドラマがあったのでした・・・。 台風10号は勢力は弱まったものの、夜中の0時過ぎ頃北海道を通過する。しかしそんなことを気にせず楽しかった1週間を振り返りながら夢の世界(要するに爆睡)に入っている幸せ者であった(汗)雨や風の音などまったく気にならなかったなぁ〜(今になってシミジミ思う) っていうのも宴会になるほどまでは飲んでいない(晩酌程度)が、雨の中走ってきた人やそうでなかった人と話が合ってしまい遅くまで盛り上がってしまったからなのである。そのときの様子が右側の写真。 |
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朝5時半過ぎ、部屋に窓を伝わって入る明るい日差しで目が覚める。外に出てみると昨日までの雨はどこへやら、台風はどこへやらと思えるくらいそれはいい天気であった。 6時過ぎると宿泊客が続々と起きてくる。しかも夕べ泊まっていた大半の客はライダーであったため、外の様子を確認すると、皆ぞうきんを持ち愛車に付いているしずくを取り払い、建物の前にあるデッキには濡れたカッパやブーツ、バックやメットなどを干し始める。 あたしを含めそんな彼らは天気になると元気になるのであった(笑) 朝食を済ませると続々とライダーが出発する。相変わらず出発の遅いあたしも負けずと準備をし、建物の前で愛車と一緒に記念撮影を済ませ出発する。 天気はいいし、時間もあるし、これで港に直行するのもちょっと惜しいから寄り道して行こうと旧幸福駅に向けてバイクを走らせたのである。 |
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ここ2日間の天気がなんだったのだろうと思えるくらい天気が良くしかも暑さが戻ってきたのであった。 帯広から30分ぐらいで旧幸福駅に到着する。観光名所で有名になっただけあって駐車場やおみやげ屋さんなど整備されてあり、ちょっと残念ではあったが、ホームから眺めた景色は最高であった。 |
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旧幸福駅を後にし旧愛国駅に向かおうとした時、見覚えのあるカブとすれ違う。誰だけとそんときだけ処理能力の早いCPUを持つ頭が働きすぐに思い出す。斜里のライダーハウスで一緒だった女の子であった。すこーし立ち話をして再び旧愛国駅に向かってバイクを走らせる。本音としては『このまま一緒に走りませんか?』と計画していたルートすべておじゃんにしてまでと考えるところであるが、さすがにフェリーに乗らなきゃいけない都合上、未練タラタラ残すことになってしまうのであった。(涙) さて旧幸福駅とは変わって旧愛国駅は小さな博物館といってもいいくらい当時使われていた看板などが展示してあった。でも展示してあるもので一番すごいといえばSLかな、やはりホームの前に止まっていました。 |
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時計は午前10時を表示する。そろそろ出発すれば、お昼頃に夕張に着いてお昼ご飯と夕張メロンを食べて、高倉健の出演した黄色いハンカチ(だっけ?)のロケ地見て・・・と思っていたのだが、国道38号線を走行していると電工掲示板に日高・夕張を結ぶ国道274号線が通行止めとの表示がされている。おそらく夕べの台風の影響で日勝峠あたりが土砂崩れになったのであろう。ちょっと迂回すればメロンだけは食べることができるかなと気軽な気持ちで国道38号線を富良野方面に向かって走る。 途中かなやま湖から国道237号線に抜ける道道465号線が空いてそうだったのでそちらを走ることに。しかし入ったとたん『熊に注意』という看板が連続して続くところを見ると、なんかトラブルしたら熊に襲われちゃうのかなとちょっとドキドキものではあったが、人のいそうな集落にはいると気持ち的にはちょっと落ち着いたといった感じであった(ちょっとビビってはいた) そして快走に走っている途中、思いがけない動物にお会いすることに。なんとキタキツネである。スキーも含め北海道になんどか訪れてはいるが、本物のキタキツネにお会いできるとはこれまた今年の北海道は運がいいなぁ〜っとつくづく感じるのであった。でも野生動物だけあってカメラを持って近づこうとすると逃げていってしまう。このときほどイイ望遠のついたカメラが欲しいと思うのであった(涙) |
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さてここまでは比較的のんきの走ってきました。キタキツネの写真を撮っていたのは正午ちょっと前、苫小牧港に到着する予定時刻は15時30分。あと3時間半、ちょっとギリギリかなと思いながら国道237号線に抜け日高の方に向けて走ろうとするが・・・。 ここからがドラマの始まりである。 地元の消防団の人であろう方が立っていて『日高で土砂崩れが発生してしまったので通行できません』と言われてしまう。 『はっ?』っと一瞬頭の中が真っ白になる。 とりあえず『苫小牧に向かいたいんですけどどうすればいいんですか?』と伺ったところ『わかりません』という答えが。 なんとか聞きだそうとするが、聞いた相手もなんだかよくわからない人で話にならないと判断。とりあえず北海道全体地図を開いて道路を確認する。どう考えても現在地点から太平洋側に抜けることはできない。帯広に戻り太平洋側に下るか、それとも国道38号をひたすら北上し途中から道道で下るか。しかし苫小牧まで行くのに時間が限られている。果たして船に間に合うかどうか。かなり焦りまくってはいたが、最後の手段として思いついたのが滝川まで国道38号線を走り、そして道央自動車道を走るのが一番早いと推測し、そのコースで走り出す。 国道38号線は今となっては唯一のルートとなってしまったため、自動車や大型車などが列をつくって走っている。そんな中を愛車セローでバンバンすり抜けしていく。北海道ではあまり考えられない行動であるが仕方がない、船に乗り遅れてしまったらシャレにならないからである。 本当だったらもう一度行ってみたかった富良野のあたりもため息をつきながら爆走する。 滝川に到着したのが13時半頃だったと思う。ガスも底をつきそうだったので給油する。給油時にガススタの従業員のお兄ちゃんに『高速使って苫小牧まで何時間かかる?』と聞いたところ『2時間で行きますね』っと。あえて『それって時速100キロで走って2時間?』と聞くと『そうです』との答えが返ってきたところで望みが出てきた。現在13時半、2時間後といえば15時半、なんとか間に合うと。 他のことは何も考えず時計とタンクバックに入っている地図を見ながら道央自動車道を爆走する。(っといってもセローなんで100キロちょっとが限度なんですけどね) 滝川から札幌までの80キロ、えらく長く感じるのであった。 また札幌から苫小牧も長く感じたが、苫小牧東インターを降りたのが15時過ぎ。間違いなく間に合うと判断できた頃には気持ち的にも落ち着き、高速道路を降りて港が近くなったところでコンビニに寄って食材を買い出しするくらい余裕になる。 コンビニで買い物をするときひさびさにヘルメットを脱いだ。振り返ってみると旧愛国駅でかぶってから昼飯も食わずここまでひたすら走ってきたからなのである。
あとで船の中でXT600乗りのライダーさんの話を聞くと、新冠のあたりで橋が流されて国道235号線がまったく通れないところへやってきてしまって焦りまくったとの話を聞いたが、そのときはお互い顔はちょっとひきつってはいたものの、思い出話となってしまったのであった。 |
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