2003年8月 北海道ツーリング(03/08/02〜11)
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コース:道道142号→道道310号→根室→道道35号→納沙布岬→道道35号→国道44号→国道243号→国道244号→国道335号→羅臼(走行距離:277q)

泊まった『えとぴりか村』の建物の様子。周囲は霧ですごかったです。
霧多布にある『えとぴりか村』という宿で朝を迎える。ちょうど6時頃だったと思う、自然と目が覚めると壁の向こうから『ボーッ!』という汽笛の音がする。しかも連続で何回も音がする。しかし宿から先は岬のハズ、近くに港があり船が汽笛を鳴らしているのかとちょっと不思議な感じを受けた。
談話室に行き窓から外を眺める、外は霧で一面真っ白。雨は降っていないものの、このまま早くから走り出そうとしても霧の中を走るんじゃつまらないと思い、ついつい宿でのんびりしてしまう。


時計は9時過ぎ、霧の谷間から少しではあるが光が差し込んできたので、重いおしりを上げ宿をあとにする。とりあえず向かった先は霧多布岬。一面は霧がかかっていたため見通しが悪く、海の向こうなんかまったく見えない状態であった。

そうそう、朝目が覚めたときに聞いた汽笛の正体を発見!岬の先端に立つ『霧信号機』だったんです。海上が霧だと船からしてみると陸に接触する恐れがあるので、岬等から汽笛を鳴らし船に合図を送っているものなんだそうです。汽笛の音は霧のかぶった海のずーっと向こうに吸い込まれるような感じで届いているようでした。

遊歩道の入り口から。霧は少し薄れたものの、岬の向こうはなにも見えず・・・。 もうちょっと先に進んでみました。どうやらあそこが先端のような。
これが霧信号機。蒸気を利用してものすごい音を鳴らします。近くにいると耳の鼓膜が破れそうなくらい。 注意事項が記載されている看板もありました。

霧多布を後にし、次の目的地納沙布岬に向けバイクを走らせる。霧多布あたりが霧が一番濃かったのであろう、道道142号の北太平洋シーサイドラインは天気が良く気持ちよく走ることができた。っといっても周りは海か山か丘かといったぐらいで・・・。あと昆布の生産をしているだけあって、道路沿いには昆布が干してある光景もたくさん見られた。
とある駐車場から。海が綺麗に見えたところだったのでシャッターを押してみる。 道路沿いにはこのように昆布が干してある風景をよく見かけた。
直線の長い道路だったのでシャッターを押してみる。タイミングよく対向車からバイクが来たのが絵になるかな(笑) この日もずいぶんと気温が上がっていたため、写真のように畑などから水蒸気が上がっていたりもしていた。

タイミングよくお昼頃に納沙布岬に到着する。なんでタイミングがよかったのか?それは9年前に訪れたときに食べた鈴木食堂でお昼ご飯を食べたかったからです。
ちなみに鈴木食堂、9年前に根室にあったユースホステルで知り合った名古屋から訪れたおばさんからノサップラーメンといって毛ガニ・タラバガニ・ズワイガニが器からはみ出るくらいのっており、しかも大きなほたてやイカ・エビなども入っているとの情報を得て行ったところ。そのときにはじめてサンマの刺身というのも口にして美味しかったというイメージがあったため、今回ひさびさに訪れ生サンマ丼としゅっつる汁を注文することに。
この鈴木食堂、駐車場前に固まった食堂のところからちょっとはずれたところにあるが、おそらく納沙布岬では一番メニューが豊富で美味しいのではと個人的にはオススメの1件です。

鈴木食堂外観写真。9年前に来たときよりちょっと増設されていました。ライダーハウスもやっているとのこと。 生サンマ丼としょっつる汁。生サンマはちょこっと骨が多かったが美味しくいただけることができた。

お腹もいっぱいになったことだし食後の運動?じゃないけど灯台まで散歩することに。灯台に行く途中でも昆布が干してあるところを見かける。ちょうど家族総出で取り込んでいたところでした。時期が夏休みということで、親の手伝いというか一緒に家計を支えているとでもいうのでしょうか小さな子も一生懸命頑張って働いていました。これを見たとき自分もそうだったかもしれないけど、いかに都会育ちの子供っていうのは自分のことだけを考え、親にわがままばかり言い贅沢に育ってきているんだなぁ〜っと思いました。おそらくこのとき見た小さな子のように日本中の子供達が同じように経験し育ってくれば、人間としての考え方というのもずいぶんと違うと思うし、特に最近のニュースでも上げられる若年者による犯罪等というのは少なかったというか発生すらしなかったのだろうと思うのでありました。

そう考えているうちに灯台の入り口に到着する。昨日の霧多布岬もそうであったが、納沙布岬も霧がすごく遠くまで見渡すことができなかった。そうわかっていながらもとりあえずは先端近くまで行ってみる。すると先端の目の前には船が打ち上がっているではありませんか!9年前に来たときはなかったし、船の老朽具合からしてここ数年前に打ち上げられたようで、しかも周囲は霧ということもあってちょっぴり気持ち悪いといった感じでした。

納沙布岬の灯台。写真でもわかるように周囲は霧で真っ白でした。 岬の先端まで行ってみると船が打ち上げられているではありませんか。ちょっとビックリ!

お腹も落ち着いたし、かなり冷え込んできたので納沙布岬をあとにする。根室市街に入るまで晴れ間が見えてはいたものの霧はすごかったが根室市街まで来るとあの霧は・・・と思うくらいなくなっていたのであった。
根室から来た方向から戻る方向に走るためちょっと矛盾は感じていたが次の宿泊地・羅臼に向けて走ることに。霧多布から根室まではそれほど距離を感じなかったが、根室から羅臼まではものすごく遠いなぁ〜っと思いながら走る走る・・・。また知床半島に入ったところあたりから霧が出始める。羅臼近くで給油したときに店内に流れるラジオで雷雨注意報が発令されていると知り、思わずガソリンスタンドのおじちゃんに『雷雨注意報が出ているけど本当に降るんですかねぇ〜』っと聞いたところ『注意報は出ているみたいだけど、降りそうにないよこの雲行きじゃ』っと。
最近の天気予報ってのはまったく当たらないし、天気予報を当てにするより地元の人に聞くのが一番とどこにいっても言われるので、ここは地元のおじちゃんの言葉を信用してキャンプをすることに決める。

羅臼市街に到着する。時間も夕方4時前、テントを張るにはちょうどいい時間である。地図を確認すると羅臼には2つのキャンプ場があったのだが、計画段階で決めていた国立公園キャンプ場へ行くことに。温泉も近くにあるとの情報を得ていたので期待して行ったら期待通りではあったが、いい場所はすでにいっぱいで残っているとしたら斜面のところぐらい。仕方なくもうひとつの町立林間広場キャンプ場へ行くことに。こちらは設備はいまいちであったが、スペースも残っていたし、なんといってもタダだったので今夜の寝場所を確保することに。

国立公園キャンプ場を覗きに行ったときにサイト内にいたシカ。サイト内には人がいっぱいいるのに人見知りせず堂々とのんびりしていました。キャンプしていたおじさんに聞くと他に3頭ぐらい年中出没するとか。 今夜の寝床決定!ってことで北海道初!テントを広げてみました。やはり1.5人用ってことだけあって周りのファミリー用に比べるとものすごく小さかったのでありました(笑)

テントを広げ荷物が落ちついたところで食材の買い出しに。しかし小さい町だけあって想像していたスーパーらしきものが見あたらず、道内ならどこにでもあるコンビニ・セイコーマートで買い物をすることに。調理道具もしっかり用意してあったので何でもできると思ったのですが、ひとつの食材の量が多く作ったとしても大量にできてしまうし、だからといって材料を残して翌日って訳にもいかなかったので、結局は出来合いのものを買うことに。普段仕事でコンビニ弁当などをよく食べているが、北海道に来てまで食べるとは思いもしなかった・・・。
夕食も食べて片付けもして落ち着いたのが夕方7時半ぐらい。寝るにも早かったのでテントの中で日記を付ける。それでも8時半、テントから出てみると月がキレイに見えていたので思わずデジカメと三脚を用意しひとり撮影会をすることに。でも9時過ぎ、こうなったらっと寝てしまいました。

お月様がキレイなのでありました。 サイト内の様子。でも夜の9時頃なんですよこれでも。


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