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子連れ・赤ちゃん旅行旅のノウハウ編



 このページでは、子連れ(赤ちゃん)旅行の注意点について、今回の韓国旅行で得
た教訓を元に嫁さんが書いています。参考にどうぞ!

私のページを見た、雑誌「わたしの赤ちゃん」(主婦の友社)の編集部の方からメール
をいただき「子連れ海外旅行」に関するアンケートに答えました。2000/6/15発売の
7月号の特集「不安&トラブルなしの赤ちゃんづれ海外旅行テク」P167に小さく写真
入りで掲載されました。
謝礼は、バンダナでした・・・

【事前準備について】

  今回は生後11ケ月の子供連れの初めての海外旅行なのでいろいろと準備が大変
でした。ツアーを選択するにあたっては、なるべくホテルのグレードを落とさずに、
かつ安いところを探しました。結果的には、AB-ROAD紙の中からツアーを選択しま
した。コリアナホテルは、日本人宿泊者が多く、日本語を話せるスタッフがいると
いう点で条件にかなっていました。とりあえず、ベビーベッドの問い合わせを日本
からFAXをしたら、すぐに英語で返事がきました。Baby Cotは無料で、エキストラ
ベッドはW30000(約3300円)とのことでしたので、Baby Cotのリクエストを入れて
おきました。(実際には使用しませんでしたが・・・)
 それから大韓航空に電話をして、ベビーミールと紙おむつとミルクのリクエスト
をして、ついでにベビーベッド(バシェット)の設置できる座席にしてもらいまし
た。大韓航空の紙おむつは、Mサイズもリクエストできましたが実際に出てきたの
はLサイズでした。


【飛行機について】

 自宅から空港までの時間と空港に2時間前に着くことを考えると昼便以降が大人
も子供も楽だと思います。今回は、持参した昼食(離乳食)を食べさせ、少し遊ん
でから飛行機に乗るとすぐに寝てくれました。
機内ではベビーベッドを取り付けてもらったので、その中でグッスリ寝てくれて大
人は楽チンでした。寝る前に少しグズったので、オシャブリを使ったらすぐに泣き
やみました。お助けグッズの必需品です。スルメをくわえさせておくのもグッド。
今回乗った便は、短距離路線なのに機内のトイレにおむつ換え用のベビーベッドが
設置されていました。機内は寒いので長袖が良いと思います。半袖、短パンの時は
上に羽織るものとくつ下が必需品です。機内食のベビーミールは、6ヶ月用のビー
フと4ヶ月用のフルーツのペーストの瓶とサンキストオレンジ100%ジュースでした。
主食がなくて、11ヶ月の娘にはペーストは物足りない感じでした。あまり期待しな
い方が良いと思います。大人用のパンは固くて一口も食べませんでした。


【離乳食について】

 現地のパンなどで2食分を調達するつもりで、10食中8食分を持参しました。
(レトルトパックのご飯ものとおかず系を1セットにして) レトルトは、フリー
ズドライと比べて少し重いですが、すぐに食べられるので良いです。カップに入っ
たタイプが便利ですが、量がやや少ないようです。袋に入っているタイプも半分持
っていきました。プリンやゼリーの空きカップを持っていって、そこに出して食べ
させ、使用後に捨ててくるのが楽です。プラスチック製のスプーンも持っていって、
使用後はもちろん捨ててきました。実際に食べたのは7食分で、朝は現地のパンや
お粥で十分代用できました。ただ、大人と一緒の時間に食べさせようとすると、大
人が食べられずに冷めてしまうので、先にどこかで食べさせておくと良いと思いま
す。


【食事場所について】

 レストランなどでは、イス席が良いと思います。ベビーカーごと机にセットして
おいたり、イスに座らせてベルトで固定しておくと動かないです。韓国料理は熱い
鉄板があったり副菜の小皿がたくさん出てくるので座敷だと手を出して危ないです。


【ミルクについて】

 1日2回、3時頃とお風呂上がりに200ccあげていました。哺乳瓶は、ホテ
ルの水道の蛇口の水で洗い、最後にミネラルウォーターですすぎました。飲む分も
ミネラルウォーターの水でミルクを作りました。できれば赤ちゃん用のミネラルウ
ォーターがミルクの成分を壊さなくて良いらしいです。牛乳も安く売っているので
ミルクのかわりに牛乳でも良いかもしれません。


【オムツについて】

 大きいカバンに20枚、小さいリュックに3枚を持参し、実際には17枚を使用
しました。行きの飛行機でLサイズを3枚もらったので、6枚を持って帰ってきま
した。コンビニに、MとLのオムツ(各30枚パック)が売っていたので近くにコ
ンビニがあることがわかっていたら、オムツは行きの分だけで良いかもしれません。
質は、日本製に比べて少しゴワゴワしている感じがしました。お尻ふきは持って行
く方が安心です。


【ホテルの部屋について】

 ツインの部屋でしたが、広かったのでソファーをどかしてベッドカバーを敷きつ
めて床に寝かせました。普段から寝相が悪く、部屋中を転がっているのでベビーベ
ッドや大人用のベッドではダメだろうと思っていたので助かりました。転がっても
どこにもぶつからないので、自宅よりもよく寝ていました。甚平上下に腹巻きをし
ていましたが、部屋の温度がエアコンを切っても少し涼しく、大人は毛布をしっか
りかぶって寝ていたので、子供は何もかけずに寝ている事を考えると長袖と長ズボ
ンがよかったかもしれません。上から砂場着を着せても良いかも・・・???
    ホテルの部屋の中です。この床の上が寝床になりました。

【服について】

 行きと帰りは同じ服でもOKでした。あとは、毎日着替えるならば滞在日数分が
必要ですが、ホテルで洗ってもすぐに乾きます。シャツは毎日変えてもパンツ類は
汚さないように気をつければ洗わなくても枚数は減らせます。食事中は、ビニール
のエプロンをさせておくと服が汚れず、食べこぼしも濡れタオルで拭くだけなので
便利です。季節と場所によっては、帽子とベビー用の日焼け止めも必需品です。


【その他】

 安心のために体温計、湿疹などの薬を持っていきました。街歩きならば虫よけス
プレーは不要でしょう。ウエストポーチのついただっこベルトは少し重く荷物にな
りますが、雨の心配がある時や人混みの中では便利です。
今回は、B型ベビーカーを日本から持っていきました。折り畳めば飛行機の機内に
も預けられます。地下鉄や地下街ではベビーカーでの上り下りが大変でしたが、タ
クシーが安いのでタクシーで移動すると良いと思います。折り畳めば、トランクに
入りますので・・・


【最後に・・・】

 
 育児雑誌などでは、子供の荷物がやたらと多くて、それを見ただけで旅行をする
のが嫌になってしまいそうですが、実際に行ってみると必要のなかったものがたく
さんあるものです。私も準備の時は、あれもこれもと「もしも」の場合を考えて、
普段は全く使っていないものまでいろいろと書き出してみましたが、あまりの多さ
にビックリして少し冷静になって本当に必要なもの、毎日使っているものだけに絞
りました。お風呂で遊んでいる金魚セットや虫よけスプレー、鼻水の薬、ベビーパ
ウダー、ベビーオイルなどは削って大正解でした。一応、体温計と現地の食べ物や
水などによるアレルギーを考えて湿疹の薬だけは持って行きましたが、全く必要は
なく、子供は親の心配をよそに大変元気でした。
 今回の経験を元に少しずつ距離を伸ばして、いろいろなところに遊びに行こうと
思っています。案ずるより生むがやすしだなあと思った韓国旅行でした。


    明洞大聖堂にて。


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