移動好きのみなさん、こんにちは。みなさんは、山岳移動をしたときに 何局くらいとQSOしていますか? 私は、1983年3月〜1985年7月まで 150回ほど移動していますが、そのうちの72回が山岳移動です。 そこで、どの山へ行けば150局以上とQSOできるかを調べてみまし た。たくさんの局とQSOすることが必ずしも良いこととは限りません が、誰でも1度は、「この間の移動でさあ〜 150局以上やっちゃっ てさあ〜 カード書きが大変だよ〜」と言ってみたいはずです。(^o^) 150局以上とQSOできるのは、ロケーションが良いと言うことです からローカルコンテストにはうってつけの移動地ともいえそうです。 この表が、みなさんの移動ライフの参考になれば幸いです。
回数 | 移動日 | 山名(標高) | 移動地 | 距離 | 交信局数 | 運用時間 | 設備 |
4 | 1983.3/28 | 高指山(315m) | 入間郡 | 44Km | 164局 | 189分 | A |
24 | 1983.9/23 | 倉岳山(990m) | 南都留郡 | 65Km | 163局 | 185分 | B |
35 | 1983.11/23 | 伊豆ヶ岳(851m) | 入間郡 | 54Km | 174局 | ???分 | B |
36 | 1983.11/27 | 丸山(960m) | 秩父郡 | 60Km | 196局 | 180分 | B |
40 | 1983.12/28 | 二子山(883m) | 秩父郡 | 63Km | 180局 | 208分 | B |
62 | 1984.5/5-6 | 金時山(1213m) | 駿東郡他 | 78Km | 1033局 | 780分 | C |
66 | 1984.7/8 | 棒ノ折山(969m) | 入間郡 | 50Km | 210局 | 436分 | C |
67 | 1984.7/14 | 御岳山(929m) | 青梅市 | 52Km | 210局 | 274分 | C |
68 | 1984.7/15 | 大岳山(1266m) | 西多摩郡 | 52Km | 274局 | 323分 | C |
78 | 1984.8/11 | 石尊山(348m) | 夷隅郡 | 68Km | 170局 | 230分 | C |
99 | 1984.12/2 | 日和田山(305m) | 入間郡 | 44Km | 220局 | 306分 | D |
115 | 1985.1/13 | 顔振峠(560m) | 飯能市 | 50Km | 195局 | 248分 | C |
<備考> 設備:A=IC505 ,2mH DP B=IC505 ,4.5mH 2elHB9CV C=TR9300,4.5mH 2el HB9CV D=TR9300,4.5mH 4el HB9CV 距離:都心(新宿駅)から山頂までの直線距離。 回数:開局してから何回目かの移動を示す。
次に山岳移動の72回を交信局数別に、表にしてみました。100〜149局 が16回、60〜99局が23回、50局いかが20回でした。1回の移動で 平均何局とQSOしているのか調べてみました。なんと、平均は102局 でした。ということは、入間郡や秩父郡などの山には良く出かけていた ので、これらの郡では数百局とQSOしていることになります。 昔のこととはいえ、恐ろしいことです・・・
交信局数 | 150以上 | 140 | 130 | 120 | 110 | 100 | 90 | 80 | 70 | 60 | 50 | 40 | 30以下 |
移動回数 | 13 | 1 | 2 | 3 | 6 | 4 | 5 | 6 | 7 | 5 | 8 | 5 | 7 |
備考:上段140は、140〜149局を示しています。(以下同様)
と言うわけで、今回は山岳移動の交信局数にスポットを当ててみました。 山に登れば、簡単な設備でもたくさんの局とQSOすることができます。 それと同時にふもとの局や、遠距離とのQSOを狙っている局に多くの迷 惑を掛けていることを忘れてはいけません。最近では、6mバンドを広く 使おう!というキャンペーンが盛んです。これから移動をしようという人 は、なるべく高い周波数でCQを出してみてはいかがでしょうか? 6m HAM NETWORK CLUB(JJ1YFS)会報 より転載。