はじめに・・・

昨年、初めて訪れたボルネオ島が、とても気にいってしまったので、今年も行こうと思っていました。今度は、ステラハーバーに泊まりたいなあと具体的に考えていたほどです。そこで、昨年利用した旅行会社の「JETSET」に電話をしてみました。すると７月末というのに、「１０月以降のツアー日程は８月末頃に発表されます。ただし、現在ホームページに出ているツアーと同じものが企画されるかわかりません。」と言われてしまいました。その時に、「２ヶ月後の予定をまだ発表しないなんて、ちょっとおかしいなあ・・・」と感じていましたが、１０月の日程表が出ないなら仕方がないと、別の旅行会社にプーケット旅行の申し込みをすることにしました。
そうしたら、、、なんと9/4に「JETSET」が倒産をしてしまいました。 負債総額は、約３億円だそうです。驚いたと共に申し込まなくてよかったとホッとしました。 後からネットで調べてみると「JETSET」の経営が危ないというのは、2chなどの掲示板で春頃から噂されていたようです。
それから数日後、「JETSET」でマレーシア旅行を申し込んでいたという人からメールを頂きました。なんと出発の前日に倒産したので、その日の夜にツアーの中止連絡が電報で届いたそうです。SARSの影響で旅行業界が厳しい状況だったとはいえ、怖い話ですよね。
今回、利用したツアー会社は、たまたまエービーロード誌で見つけたものでした。大人２人が参加すると子供が１人無料になるというキャンペーン中でした。ホテルの立地もパトンビーチにあって便利そうだし、プールも３つあるので十分な設備というのも決め手のひとつでした。それに、タイ航空なので、行きが直行便というのもポイントが高かったです。 予約した時に、「子供は２歳直前なので、バシュネットは利用できない」と言われてしまいました。それでも一応、スクリーン前の座席をリクエストしておきましたが、「当日、カウンターに行ってみないと希望の席が取れたかわからない」と言われてしまいました。それからチャイルドミールだけリクエストして、ベビーミールはキャンセルしておきました。 どうせ、瓶づめのベビーフードしかもらえないので、２歳近い子供は食べないからです。
成田での駐車場は、洗車付きのUSAパーキングを予約しておきました。

Data

日程	2003年10月29日(水)〜11月3日(月)
ホテル	パトン・メルリン・ホテル [PATONG MERLIN HOTEL]（パトンビーチ）
飛行機	タイ国際航空
行き	TG643　10/29:(09:45-15:45)
帰り	TG920　11/02:(20:40-22:05)、TG642:(23:40- 11/03:07:30)
ツアー会社	ロイヤルオーキッドホリディ   （株）ユナイテッドツアーズ
ツアー代金	合計\162,680（大人２人、子供１人、幼児１人）
国名	タイ王国
時差	−２時間（日本時間−２時間）
駐車場	USAパーキング（6日間 \2835）

2003.10/29 Wed.

04:30 起床
04:40 出発
07:05 成田空港駐車場（USAパーキング）
07:20 成田空港
10:15 TG643 Take off
15:05 プーケット空港 　--- ここからタイ時間 ---
15:45 送迎バス（空港発）
16:45 ホテル check in
18:20 夕食（sweet restrant）（〜19:05）
19:30 ホテル着
21:00 就寝

朝が早いので、道はすいていました。いつものごとく早めに成田空港に到着したので、キッズルームで子供たちを遊ばせました。昨年から出国カードの記入が不要になったので、手続きが簡単になって嬉しいです。行きの飛行機は、プーケット空港までの直行便でANAとのコードシェア便でした。機材はB777-200で、機内は、ほぼ満席状態でした。座席は、事前にリクエストしていたとおりのスクリーン前の席でしたが、下の子供が２歳未満なので４人で３席を使うことになります。バシュネットは設置できないので、昼寝をしたら足元の床に転がしておこうと思ったのですが、スクリーン前の座席は非常時の通路になるので、寝かせておくことはできないと言われてしまいました。困ったなあと思っていたら、離陸直前に、「シートの空きがあるので移動しませんか」と客室乗務員がすすめてくれたので、席を移ることにしました。移った席は、非常ドアの前の客室乗務員席前の座席が１席と、その前の列の窓際の３席をもらうことができました。４人で４席は、やっぱり快適です。途中で下の子供が寝てしまったので、足元の床に寝かせておくこともできました。機内食は、離陸１時間後に昼食、着陸１時間前にサンドイッチがでました。チャイルドミールは、大人用の食事よりも豪華でした。
７時間弱のフライトを無事に終えて、プーケット空港に到着です。外の天気は雨でした。ちょうど雨季から乾季に切りかわる時期だったので、天気を心配していましたが、雨が本降りだったのは、この日だけでした。
空港の両替所で、子供が誰かと話をしているので何かと思ったら、同じ幼稚園の子供でした。思わぬところでバッタリあってしまい驚きました。とりあえず２万円ほど両替して7222バーツになりました。（1B=\2.8）
送迎バスは小型のライトバンで、我々ともう１組の夫婦の２組だけでした。空港を出るときに、ガイドさんがせかすので、子供がリュックをベンチに置き忘れてきたのに気がつかずに車に乗ってしまいました。ホテルに着いてから気が付いて、空港に確認をしてもらったのですが、落し物はないとの返事でした。
ホテルでは、ウェルカムドリンクのサービスがありました。しかし、チェックインカードに記載している間に子供たちに全部飲まれてしまいました。パトン・メルリン・ホテルは、敷地の真中にプールが３つあって、それを取り囲むように３〜４階建ての建物が配置されていてます。私たちは一番ビーチに近い１号棟の１階の1122号室でした。子供用にエキストラベッドを頼んでいたのですが、部屋のなかに入っていなかったので、フロントに電話で聞いてみたところ、片方のベッドをダブルベッドに入れ替えてあるのがエキストラベッドの代わりとのことでした。離れていたダブルベッドとシングルベッドをくっつけることができたので、４人で寝ても狭くはなかったです。プール側に面した部屋だったのでプールにも近いし、ビーチにもすぐ出られるとてもよいロケーションでした。ただ、部屋のバルコニーから直接、目の前のプールに出られないのだけが残念でした。
直行便なので、まだ明るいうちにホテルにチェックインできるのは嬉しいです。夕食まで少し時間があるので、ひと休みしてからホテルの周りを散歩しに行くことにしました。パトンビーチのちょうど南端にホテルがあるので中心街まで歩いていくことにします。まずは、ホテルの隣のデパート「オーシャンプラザ」をのぞいてみます。デパートというほどには、たいした規模ではありませんが、深夜まで営業している地下１階のスーパーマーケットは便利そうでした。そこで、水やお菓子などを買って帰りました。ホテルの部屋には毎日２本のミネラルウォーターのボトルがサービスとして配られます。
夕食は、パトンタワーのふもとにある「Sweet Restrant」にしました。この通り沿いに何軒かレストランがあったのですが、一番、人が入っているところにしました。写真つきのメニューもあって注文しやすかったです。チャーハンやエビのガーリック炒めがおいしかったです。トムヤムクンも食べてみましたが、それほど酸味がきつくなくて飲みやすいスープでした。他に麺類や野菜の炒め物などを注文して、６皿と２ドリンクでたったの350Bでした。日本円で1000円もあれば家族４人でおなかいっぱいになります。下の子供が店員さんに手を振ったりして愛想を振りまいていたので、最後にバナナをサービスしてくれました。
実は、弟夫婦が偶然、近い日程でプーケット旅行に来ているので、弟の滞在先のホテルに電話をして、金曜日のお昼にパトンビーチでランチをする約束をしました。弟は、兵庫にいるので日本ではなかなか会えないのに、プーケットで会えるというのは本当に奇遇です。
時差も２時間あって眠いので、早めに寝ることにしました。部屋がホテル内のオープンレストランに近いので、生バンドの演奏の音が少しうるさかったですが、疲れていたのですぐに寝てしまいました。上の子供が夜中に頭が痛い、おなかが痛いと泣いていたのが気になります。

2003.10/30 Thu.

08:00 起床
09:00 朝食（COCONUT COFFEE ROOM）（〜09:30）
09:30 プール（〜13:30）
14:15 昼食（Macdnald's）
14:45 Shopping
16:30 夕食（Suki Suan Mee Ocean Plaza Bangla）（〜17:30）
18:30 ホテル着
21:40 就寝

早朝5:30頃に、昨日の夜から調子が悪かった上の子供が、頭が痛いと言って２回も吐いたので心配です。 自分自身も疲れているのによく眠れずに睡眠不足で朝を迎えました。現地時間の朝８時でも日本時間では１０時に相当します。 朝食付きのツアーでしたので、朝食は毎日、ホテルのレストラン「COCONUT COFFEE ROOM」で食べました。ビュッフェスタイルなので、パン、焼きそば、チャーハン、おかゆ、ホットケーキ、シリアルなどひと通りそろっていて不足はありませんでした。目の前で焼いてくれるオムレツがおいしいのですよね。早朝に吐いた子供は、全く食欲がないようです。 外（outside）の席で朝食を食べていたので、しばらくすると、目の前に見えるプールに下の子供が入りたがりました。上の子供も足だけつかると言っていたのに、最後にはＴシャツを脱いで水につかってはしゃいでいました。大好きなプールを見て、少しは元気が出てきたようなので安心しました。
念のため、フロントで日本語の話せる医者はいないか聞いてみましたが、プーケットにはいないようです。ホテル内のクリニック（13:30-17:00）に看護婦さんが常駐するので薬がもらえるそうです。ただし、お医者さんでないので、診断書が書けないため、保険請求ができないかもしれないと言われてしまいました。
本当は、安静にさせておくつもりでしたが、プールに足だけの約束で、一応、水着に着替えさせたら、最後には全身、水につかって泳いでいました。吐いたのは、疲れからきているだけだと思い安心しました。ただし、食欲がないようで、「何が食べたい？」と聞くと「お茶漬けかお粥」というので、パトンビーチ内で食べられそうなお店を探しにいくことにしました。日本食のお店も何軒かあるのですが、さすがにお茶漬けをメニューに載せているお店はないようです。そうこうしているうちに、マクドナルドを発見しました。今度は「マックのハンバーガーが食べたい」と言うのでハンバーガーで子供たちの昼食を済ませることにしました。日本で食べているのと同じ味なので、安心なのでしょうか？　値段は、ハンバーガー２個とドリンク２個で110Bと思ったよりも安かったです。
それから、パトンビーチ沿いのお店を見ながらブラブラと歩いて、バング・ラ通りにある「オーシャンプラザ」に向かいました。パトン・メルリン・ホテルの隣の「オーシャンプラザ」と規模はあまり変わりませんでした。暑い中を歩いているせいか、上の子供がまた調子が悪いと言い出したので、おんぶをして歩くことにしました。
「オーシャンプラザ」で友達へのお土産を買ったあとに、少し時間が早いけれど、夕食を食べることにしました。「オーシャンプラザ」１階に入っているタイスキのお店で、さっぱりと食べることにしました。190Bの２人用のシーフードセットを頼んで、あとは適当に具を注文していきます。つけタレが辛くて口がしびれましたが、おいしかったです。最後におじやにしようかと考えていたのですが、おなかがいっぱいになってしまったので、ご飯は頼みませんでした。子供２人は、疲れたのか食事中、ずっと寝ていて全く食べませんでした。飲み物もつけて316Bでしたので、1000円くらいでタイスキが満喫できたことになります。本当に安いものです。
ホテルまでトゥクトゥクに乗って帰ろうと値段を聞くと100Bと言うので、高いと思って交渉をしたのですが、なぜかまけてくれません。たった１Ｋｍくらいの距離なのにボッタクリだと思い、少し離れた場所にいたトゥクトゥクにも声をかけてみましたが、同じ値段を言われました。最低料金が決まっているのでしょうか？
ビーチ沿いのタウィーウォン通りには、お店がたくさん出ているので、お店を見ながら歩いて帰ることにしました。歩道に段差が多くてベビーカーを押して歩くのは疲れます。
最近は、ジーンズ生地で作ったバッグなどがはやっているようですが、財布を見つけたので300Bを150Bに値切って買いました。ジーンズの生地を切り取る場所によってデザインが変わるのがおもしろいです。
明るいうちにホテルに着いたので、18:30〜20:30まで嫁さんが１人で買い物に出かけました。上の子供は、調子が悪くて相変わらず寝ているので、部屋の中で下の子供と２人で遊びながら留守番をしていました。子供は、「オーシャンプラザ」２階で買ったブロックのオモチャ（69B）に夢中になっていました。嫁さんは、足ツボマッサージ（200B/30分）をしてもらったりと買い物を楽しんできたようです。
空港に着いたときから調子の悪かったSONYのビデオカメラは、何とか撮影できるようになってホッとしました。湿度の高い地域に弱いのでしょうか？

2003.10/31 Fri.

06:00 起床
06:30 散歩（COCONUT COFFEE ROOM）（〜07:30）
07:50 朝食（〜08:35）
09:00 ビーチ（〜11:00）
11:00 プール（〜13:00）
14:30 昼食（SABAI-SABAI）（〜15:30）
16:30 プール（〜17:30）
18:45 夕食（Sweet Restrant）（〜19:30）
20:00 ホテル着
22:00 就寝

昨日、調子が悪くて夕方からずっと寝ていた上の子供が、朝６時にパッチリと目を覚ましました。どうやら体調もよくなってきたようです。下の子供がまだ寝ていたので、上の子供と２人でビーチに散歩に出かけました。ホテルの前の道路を渡るとすぐにビーチなので、すぐに海に出ることができます。今日は、朝から晴れていて、とてもさわやかです。砂浜をランニングしている人が結構いました。貝殻を拾ったりしながら１時間ほど散歩して部屋に戻りました。
朝食後は、ビーチに行って遊ぶことにしました。海は遠浅で、沖まで行っても背が立つので子供を安心して遊ばせておくことができます。ビーチにいるとすぐにジャットスキーやパラセーリングの勧誘がきますが、断るとすぐに引き下がるのでしつこくなくて過ごしやすかったです。ビーチに置いてあるパラソル付きのデッキチェアは１日100Bだそうです。声をかけてくるビーチボーイを適当にあしらっていたのですが、ここからボートで25分ほど離れたところにきれいなビーチがあるとすすめられました。船でしか行くことのできないビーチ（フリーダムビーチ）で、魚もたくさんいてシュノーケリングもできるところだというので、明日、行くことにしました。900Bというところを値切って600Bにまけてもらいました。お昼近くなって日が高くなると日陰がなくなって暑いので、ホテルのプールに移動することにしました。ビーチとプールを簡単に行き来できるのがとても便利です。
しばらくプールで遊んでいましたが、今日は弟の家族とランチをする約束をしていたので、出かける準備をしに部屋に戻りました。パトンメルリンホテルのロビーで待ち合わせをしたのですが、このホテルは山側と海側の２つの大通りに面していて、エントランスもそれぞれあるので、運転手さんが迷ったそうです。ランチは、昨日、嫁さんがマッサージに行ったときに見つけたお店「SABAI-SABAI」で食べることにしました。ここだけなぜかいつも欧米人で混みあっているお店なので、人気があるようです。２家族で600Bほどでしたが、おなかいっぱいになりました。タイ式カレーもなかなかおいしかったです。下の子供は、食事中ずっとベビーカーの中で寝ていて全く食べませんでした。
食事の後は、バング・ラ通りの「オーシャンプラザ」まで一緒にぶらぶらと歩いて行って、そこで別れました。そのあと、すぐに下の子供が目をさましたので、近くにあったパン屋さん「Green House Ice Cream & Bakery」で買ったパンを食べさせながら、ホテルまで戻ることにしました。今度は、山側の道（ラチャウシット通り）を通って帰ったのですが、お店も少なく道もデコボコで歩きにくかったです。
ホテルに戻ってから夕方まで、またプールで泳ぎました。本当にプールの好きな子供たちです。１時間ほどした頃に雨が降ってきたので、部屋に引き上げました。すぐにやんだので通り雨だったようです。上の子供の体調もすっかり良くなり、安心しました。海外で病院さわぎにならなくて、本当に良かったです。
夕食は、ガイドブックに載っていたベトナム料理の店「シャンゼリゼ」で食べることにしました。しかし、いくら探しても見つからず、現地の人に聞いても知らないと言うし困っていたら、なんと既に閉店していることがわかりました。ベトナム料理は、人気がなかったのでしょうか・・・。仕方がないので、お気に入りの「Sweet Restrant」で食べることにしました。ここのお店の料理は安くておいしいです。雷が遠くでピカピカしていました。

2003.11/01 Sat.

07:15 起床
07:50 朝食（COCONUT COFFEE ROOM）（〜08:35）
09:30 ビーチ（三つ編み）（〜10:30）
10:30 フリーダム・ビーチ（ボート）（〜15:30）
15:30 プール（〜17:00）
17:30 パトンカーニバル（〜17:55）
19:10 夕食（seaside garden）（〜20:55）
22:35 就寝

今日も朝からよい天気です。フリーダムビーチに行くため、昨日、約束していた朝９時にビーチに向かいました。お兄さんは、「ちょっと待っていてくれ」と言って、なかなかボートの準備をしないので、どうしたのかと思ったら、「毎月１日は、ビーチクリーンデーのためビーチでのマリンスポーツなどは午前中いっぱいできない」とのことでした。お兄さんは、知らなかったと言って謝っていましたが、仕方がないので、午後から行くことに予定を変更しました。そのすきに、おばさんが三つ編みをしないかと猛烈な営業攻勢をかけてきたので、500Bのところを400Bに値切って、上の子供にやってもらうことにしました。昨日、レストランでレゲエのような髪型をしている観光客を見つけて、自分もやってもらいたくなったそうです。最初は、３０分くらいで終わると言っていたのに、結局１時間もかかりました。髪の毛が多いと言っていましたが、３７本も三つ編みの束ができました。子供も大満足のようです。
そうこうしているうちに、ビーチクリーンも終わって、出航できることになりました。午後まで待つのもヒマなので、すぐに出発してもらうことにしました。船は、小さなボートなので６人も乗ればいっぱいになる大きさです。ライフジャケットもないので、少し心配でしたが、浮き輪２つを膨らませた状態でそのまま積んでいくことにしました。ボートで２５分ほど走り、半島をぐるりと回りこんだ先にフリーダムビーチがありました。ここは、陸から行けないため訪れる人も少なく真っ白できれいなビーチでした。売店兼用のレストランが１軒あって食事をすることもできます。トイレもあるので心配いりません。ボートから上陸すると、早速、お店のおばちゃんがやってきてビーチチェアをすすめます。１つ100Bとのことで２席借りることにしました。それから、売店でシュノーケリングセットを借りました。（料金は１日150Bで、最初に350Bのデポジットが必要です）
早速、シュノーケリングをしに海に入りましたが、魚はたくさんいるものの波が少しあってなかなか餌付けができませんでした。ビーチから高台に続く道を登ると、湾になった全体の景色を眺めることができてとてもきれいです。砂浜には、小さな川が流れこんでいるので、その河口で子供たちは楽しそうに遊んでいました。とにかく人も少なくてのんびりできます。ミネラルウォーターは、売店で500mlのボトルが25Bで買えます。氷で冷やしてあるので、すごく冷たいです。昼食もこの売店に併設されたレストランで食べられますが、サンドイッチは早々に売り切れていました。メニューに載っている食事は、１食100B前後ですが、味は日本でいうところの海の家レベルです。午後４時がオーダーストップのようです。
ビーチには４時間滞在して午後３時に迎えにきてもらいました。その時にちょうどスコールがやってきて、海上でびしょぬれになってしまいました。ボートの上なので、風も雨もさけることができずに寒かったです。それでも下の子供は、ボートの上で寝ていました。パトンビーチに着いた時には雨もやんでいたので、もう少し時間がずれていれば平気だったのにアンラッキーでした。
ホテルに戻ってからは、またまたプールで泳ぐことにしました。本当に水の好きな子供たちです。下の子供は結局、昼寝をしたまま夕方６時まで起きませんでした。嫁さんは、プールサイドでやしの実ジュースなどを飲んでのんびりしていたようです。
11/1〜3までパトンカーニバルの開催期間だったので、夕方からホテル前の道でパレードがありました。ホテルやお店などが１つのグループとなってパレードをしていくのですが、それぞれテーマがあっておもしろかったです。マッサージ店は、トラックの荷台でマッサージをしながらパレードしたり、ピザ店はピザの生地を作りながらパレードしていました。民族衣装や民族楽器の演奏をするグループもよかったですが、最後のニューハーフ軍団の盛大なパレードには大盛り上がりでした。
今日の夕食が、プーケット最後の夜なので、ホテルの中のレストランで食べることにしました。パトンビーチに面したレストラン「Seaside Garden」では、毎日、違ったテーマのビュッフェとステージショーがあります。今夜は、シーフードBBQとタイの民族舞踊でした。料金は、子供２人が無料で、大人１人460Bでした。チェックイン時にホテル内のレストランの１０％オフのカードをくれるので、１割引きで食事ができます。パトンカーニバルのイベントの１つだと思うのですが、夜７時から１５分間くらい花火が打ちあがりました。食べるのを忘れてしばし見入ってしまいました。タイの民族舞踊も子供は興味深く見ていました。
食事の後に、上の子供が寝てしまったので、嫁さんが１人で隣のオーシャンプラザに最後の買い物に行きました。本当にこのホテルは、便利なところにあります。

2003.11/02 Sun.

07:25 起床
07:45 朝食（COCONUT COFFEE ROOM）（〜08:35）
09:00 ビーチ（〜11:30）
11:30 プール（〜15:45）
12:30 昼食（プールサイド）
15:45 荷造り
16:40 夕食（SABAI-SABAI）（〜17:15）
17:40 ホテル着
18:00 ホテル発（送迎バス）
18:50 プーケット空港着
20:40 TG920
18:50 バンコク空港着
23:40 TG642

今日は、いよいよ帰る日です。午前中は、いつものようにパトンビーチで遊んでいました。遠浅なので、浮き輪に乗って波乗りをして遊んでいました。言葉は通じないのですが、３歳くらいの現地の女の子と一緒になって子供たちは遊んでいました。何がそんなにおかしいのだろうかと思うくらい笑っていました。
午後からはホテルに戻って最後のプール遊びです。昼食を食べに行くヒマも惜しんで遊んでいたので、隣のオーシャンプラザ１階のハンバーガーショップでハンバーガーをテイクアウトしてきて、プールサイドで食べました。ハンバーガー５個とポテト２個で500Bもしたので少し値段が高いのですが、スパイシーチキンなどは具も大きくてピリッとした味付けがおいしかったです。
空港への送迎バスの時間が午後６時なので２時間前にはプールをあがって最後の荷造りをしました。その後、ちょっと早いのですが、夕食を食べに出かけました。あまり遠くに行くと帰ってくる時間がなくなるので「SABAI-SABAI」でタイ料理を食べることにしました。近くのレストランはガラガラなのに、このお店だけはいつも繁盛しています。このお店で注文して出てくる麺が非常に太いのが驚きです。（2cmくらいの幅があるのです）　トムヤムクンは、ちょっとすっぱかったです。味付けでは、「Sweet Restrant」のほうが、好みでした。ここでもまた下の子供は寝てしまい、食事ができませんでした。いつも外に食べに行くと寝てしまうようです。プールで泳いで疲れているのでしょう。
プーケット行きの送迎バスの中では、昼寝から覚めた下の子供が元気いっぱいで、逆に上の子供が疲れて寝ていました。１時間弱でプーケット空港に到着です。空港税が1500B（500B*3人）というのは高く感じます。行きに空港に置き忘れた子供のリュックがあきらめきれず、自分で確認にいったら、別の場所に保管されているとのことで、別便で日本に送ってくれることになりました。（あとで、成田空港へ連絡して欲しいといわれました。）　たいしたものは入っていなかったのですが、出てきて嬉しかったです。現地ガイドに頼むよりも自分で行動しないと見つからないというよい教訓を得ました。荷物は、２日後に同じ便で成田に到着し、着払いの宅急便で送ってくれました。（\740でした）
バンコク行きの便は、B747でしたが予約とおりにスクリーン前の座席でした。今回は、３席で４人でしたが、国内線で１時間半くらいのフライトなので我慢しました。大人はジュースだけしか出ませんでしたが、子供にはロールケーキの機内サービスがありました。バンコク空港では飛行機からターミナルまでバスでの移動となりました。バンコク空港で行きにばったりあった幼稚園の友達と再開しました。我が家と違って、プーケット島よりもバンコクでの日程のほうが長かったようです。夜中なので空港の両替所は既にしまっていて、自動両替機を使うようにという案内があったのですが、この機械がタイの紙幣を受け付けてくれなくて日本円に両替できませんでした。結局、320Bもあまってしまいました。

2003.11/03 Mon.

07:30 成田空港着
08:50 成田空港駐車場（USAパーキング）発
10:30 自宅着

バンコクから成田への飛行機は行きと同じB777でした。やはりスクリーン前の席にしてくれていたのですが、３席で４人というのを見かねて、後ろのあいている席に案内してもらえました。上の子供と自分の２人がスクリーン前の席に座り、嫁さんと下の子供が別の席に移りました。すぐに下の子供が寝たので、床に転がしていたら、そのまま成田まで起きなかったようです。離陸してすぐに軽食（ミートパイ）が出て、着陸の１時間前に朝食（魚かオムレツ）が配られました。フライト時間が５時間半くらいだったので、食事していた時間を抜くと２〜３時間しか寝る時間がありませんでした。さすがに睡眠不足で眠かったです。
日本は、もっと寒いのかと思ったのですが、それほどではありませんでした。帰りは雨が降ってきたので、高速道路を慎重に運転して帰りました。
今までは、東南アジアでは、マレーシアが一番すごしやすい国だと思っていたのですが、タイもなかなかよいと見直しました。最初のプーケット旅行から８年もたっているので、印象が薄くなっていましたが、すごくよいところでした。特に、パトンビーチにホテルがあったので、おみやげ物屋さんやレストランがたくさんあって退屈しないし、ホテルもビーチに近くて遊ぶのにも便利でした。物価も安いので、１食１０００円もあればおなかいっぱい食べられます。食事のバリエーションも多くておいしかったです。次回は、屋台にもチェレンジしてみたいです。今回は、現地で３万円しか両替しませんでしたが、それでもおつりがきました。
小さい子供がいるので、島内観光はしませんでしたし、コーラルアイランドやピピ島にも行けませんでしたが、フリーダムビーチで十分にきれいな海を満喫できました。また訪れるなら、やはりパトンビーチにあるホテルがよいですね。