ボルネオ島旅行記 2002 リベンジ

■はじめに・・・

今年の夏休みも毎年恒例で、7月上旬に取得することにしました。予約も完了して準備をしていたところ、なんと出発の前日に5才の娘が水疱瘡にかかってしまい、当日の朝に泣く泣く中止にしました。キャンセル料も50%かかってしまい、12万円ほどの出費となってしまいました。 --->幻のボルネオ島旅行記を参照。
今回は、そのリベンジ旅行です。同じ旅行会社「JETSET」に同じ条件で申し込みをしました。秋のほうが6月に比べて、若干、料金が高くなるようです。ただし、前回は、行きも帰りもKL経由便だったのですが、今回は木曜日出発の直行便にしました。(帰りは日程の関係でKL経由便)これで、楽になったので、ちょっと救われた気分です。
今回は、何事もなく出発と思っていたら、出発1週間前に娘が今度はおたふくにかかってしまいました。前回の悪夢が頭をよぎりましたが、軽かったのでギリギリまで様子を見ていたら、前日に医者の許可が出ました。本当に人騒がせな娘です。今回は、11ヶ月の長男と5才の長女の2人の子供を連れての海外旅行なので、どうなることやら・・・。特に長男は、はじめての海外旅行なので、念のため紙おむつとベビーフードを大量に用意しました。おかげで、行きから子供の荷物でスーツケースがパンパンです。

日程  2002年10月17日(木)〜10月22日(火)
ホテル  シャングリラ・タンジュン・アルー・ビーチ・ホテル
(SHANGRI-LA'S TANJUNG ARU BEACH HOTEL)
飛行機  マレーシア航空
行き  10/17:MH81(13:30-18:15)
帰り  10/21:MH81(19:25-21:55)、MH88(23:30- 10/22:07:30)
ツアー名  (株)ジェットセット  「赤道直下に浮かぶ大自然の宝庫 ボルネオ島6日間」
ツアー代金  合計\236,000(大人2人、子供1人、幼児1人)
国名  マレーシア
時差  −1時間(日本時間−1時間)
駐車場  レストパーキングSCRAP(6日間 \2730)
為替レート  1RM=¥33.4


[1日目] 2002年10月17日(木)

06:00 起床
07:00 自宅発(保土ヶ谷バイバス→首都高狩場線→首都高湾岸線→東関東自動車道)
10:30 駐車場(ウルトラパーキング)\2730
10:50 成田空港着
13:30 MH81便(成田発) B777
18:00 コタキナバル空港着
18:55 ツアーバスで空港発
19:10 タンジュン・アルー・リゾート着
22:00 就寝

直行便は、お昼過ぎの出発なので、それほど早起きをしなくて済みました。朝の渋滞を考慮して少し早めに出発をしたのですが、保土ヶ谷バイパス以外は順調だったので、途中の東関道の酒々井SAで休憩したりしても少し早めに到着しました。駐車場は、一昨年、利用したレストパーキングSCRAPを利用しました。1日\400なので格安です。当日は、アラジンへ来てくれと言われましたが、事務所が兼用なのでしょうか?
マレーシア航空は、第2ターミナルです。通常は、2時間前にならないと成田空港のツアーカウンターが空かないのですが、今回は2時間半以上前でも受け付けてくれました。人だかりがしている場所があったので、何かと思ったらサッカーのジーコ、鈴木(ゲンク)、中田英の帰国と重なり、ファンや報道陣でごったがえしていました。生で見ることができてラッキーでした。一緒に出国ゲートに行けばよかったと少し悔やまれました。
今年の7月から出国手続きが簡素化されて、用紙に記入しなくてもよくなったので楽でした。すぐに出発ゲートの近くのキッズルームに行って、子供を遊ばせました。11ヶ月の長男も喜んで遊んでいました。
飛行機は、定刻通りに出発しました。機体は、B777だったので、エコノミー席は2列・5列・2列の座席でした。我々は、バシュネットのリクエストをしていたので、前が壁の席でした。中央の5列の席だったのですが、機内も比較的すいていたせいか隣の2席は誰も座らずに広々と利用できました。息子は、離陸してすぐに寝てくれたので、バシュネットの設置をお願いして楽ができました。1時間くらいした14:30頃に昼食が出ます。チキンか天丼のチョイスです。リクエストしていたベビーミールは、生後5ヶ月用の瓶に入ったペーストなので、11ヶ月の子供にしては物足りない内容で、日本から持参したベビーフードを食べさせました。また、チャイルドミールもそれほど子供受けするような内容ではありませんでした。到着の2時間くらい前に軽食がでます。おにぎりというのが変わっていました。途中、目を覚ました息子が娘の昼食に手を伸ばし、バシュネットから頭から落ちるというハプニングもありましたが、子供達は大半の時間は寝ていたので空の旅を満喫できました。
定刻通りにコタキナバル空港に到着です。この便は、コタキナバル経由のクアラルンプール行きなのでここで2時間くらい待つようです。ベビーカーを行きの搭乗口で預けたのですが、なかなか出してくれなくて、しばらく受け取りのために待つことになりました。客室に積んでくれなかったのでしょうか・・・
外に出るとモワッとした暑さです。空港の銀行窓口で3万円ほど両替をしてから、送迎バスに乗りこみます。人数が多いのか、マイクロバスではなくて、大型バスでした。タンジュンアルーとステラハーバーの両方に寄るようです。タンジュンアルーまでは、空港から10分ほどの距離なので非常に楽でした。チェックインをして部屋に入ってもまだ夜7時過ぎと言うのはうれしいです。やはり直行便は便利です。
部屋は、3階の309号室でした。7階建ての新館「キナバル・ウイング」と4階建ての旧館「タンジュン・ウイング」があり、私達は旧館のほうでした。内装もちょっと古い感じがしますが、部屋の広さは十分で、特にバルコニーが広いのが嬉しかったです。一応、部屋から海も見えますし、バルコニーの天井にファンが回っているのも南国風で良い雰囲気です。今回は、子供用にエキストラベッドを入れてもらいました。
夕食は、お腹がすいていなかったので、日本から持参したパンやおにぎりなどを食べて済ませてしまいました。毎日、無料でミネラルウオーターを3本くれるので飲み水には困らなかったです。夜8時をすぎてもプールで泳いでいる人達がいました。夜9時まで泳げるのだそうです。今日は、ホテル内の散策はせずに、早めに寝ました。

[2日目] 2002年10月18日(金)

06:00 起床
07:00-08:20 朝食 ガーデンテラス
11:00 CITYバス
11:15 センターポイント着(買物)
12:30 昼食 Delibake 18.8RM
14:40 軽食 ミースープ 3.5RM
15:15 センターポイント発(バス)
15:40 ホテル着(散歩)
18:00-19:50 夕食 ガーデンテラス
22:00 就寝

時差の影響か、子供がやけに早く起きたので、つられて起きてしまいました。朝は、鳥の鳴き声が賑やかです。部屋のバルコニーにすずめのような鳥が来ていたので、パンをまいておいたらたくさん来て食べていました。早い時間は、それほど暑くないので過ごしやすいです。朝食は、ビュッフェレストランの「ガーデンテラス」で取ります。朝食付きのツアーだったのですが、12才未満の子供は無料のようでした。朝食は、和洋中となんでもそろっていました。すしやフォー、お粥、あんまんなどもありました。子供は、パンやソーセージ、チーズ、ヨーグルト、フルーツなどを食べていました。コーン入りヨーグルトがあったのには驚きました。外のテラス席だと鳥が寄ってくるので、餌付けをしたりして子供は喜んでいたようです。1時間半くらいかけて朝食を取りました。大人だけならもっとゆっくりしていられるのですが、子供が飽きてくるのでこれが限度です。食後は、目の前にある公園(遊具)で遊んでいました。滑り台やシーソー、ブランコなどがあり、意外と充実しています。 医者からは、娘を今週いっぱいはプールに入れないように言われて、旅行の許可をもらっていたので、プールは我慢させることにしました。しかし、目の前にプールがあっても入れないので、うるさくてしょうがないので、服を着たまま足だけつかることを許して良く言い聞かせました。ここのビーチチェアにはマットがしいてあるので、クッションがきいていてとても良いです。ビーチタオルもプールサイドで自由に借りられます。しばらく、敷地内を散歩したりしていたのですが、バスに乗ってお昼を食べに街まで出かけることにしました。このバスは、1時間に1本ほどあって、ホテルと街を結んでいます。街の中ではショッピングセンター3ヶ所(ワワサン・プラザ、センターポイント、ウィスマ・ムルデカ)に止まるので好きな場所で降りることができます。10分くらいの距離なので近くて手軽に行けるところが便利です。料金は、往復4RMで、子供は無料とのことです。
とりあえず、「センターポイント」というショッピングセンターで降りることにしました。大きなショッピングセンターですが、百貨店やスーパーマーケットの他には小さなお店の集合で、アメヨコみたいな雰囲気です。かなり冷房が効いているので、長時間いると寒いくらいです。スーパーで紅茶(BOH)などのおみやげを買い込みました。お昼は、スーパーの前にあった喫茶店+パン屋さんのようなところで食べました。その場で作ってくれるサンドイッチがなかなかでした。値段が本当に安いのでお得です。コーラ、スープ、サラダ、サンドイッチがついたセットが300円くらいです。買い物をしながらブラブラしていましたが、子供がラーメンを食べたいと言いだしたので、フードコートに言ってミースープを頼みました。ここは、客引きがすごくてメニューに迷うことなく食べられます。どこのお店もライスに具をかけるタイプの食事がメインで、麺類はあまり見かけませんでした。ミースープも1食100円くらいです。
バスは、帰りにチケットを渡すのですが、事前にホテルで購入することを知らずに持っていませんでした。車内で払うのかと思っていたのですが、そうではなかったようです。チケットがないと言って、お金を出そうとしたら、運転手さんがいいから乗りなさいと言ってくれて乗ることができました。ラッキー。
ホテルに戻ってきてから庭や敷地内のショップを散策しました。ショップは、飲み物やスナック類の他におみやげ物なども扱っているので便利です。ただし、値段は、それなりに高いようです。他に、美容室、ゲームセンター、キッズルーム(有料)などもありました。敷地は、非常に広いので緑の庭も広大です。桟橋に「マリーナ」というマリンスポーツを受け付けている場所があるので、情報収集に行ってみました。ここから無人島へのボートが出ているのです。いくつかある無人島は、サピ島とマヌカン島がおすすめとのことでした。また、ランチ付きの場合は前日までに予約が必要だけども船の予約は不要とのことでした。そこで、パラセーリングをやっている人の様子を見ていたら、子供がやりたいと言いだしたので、値段を聞いてみたら、大人2人だと150RM、子供と大人の2人だと100RMというので、明日、チャレンジしてみることにしました。
夕食は、いつも朝食を食べているレストランの「ガーデンテラス」でビュフェにしました。滞在中、1回、ここのレストランの夕食がサービスされていたので利用することにしたのです。通常だと2人で110RMします。最初に、朝と同じくテラス席を希望したら蚊にくわれてしまったので、中の冷房の効いた部屋のテーブルに変えてもらいました。メニューは、朝食のビュフェとは多少、変わっていました。目の前で焼いてくれるステーキやパスタ、麺類なども追加されていました。また、サラダの種類とデザート(ケーキ類)がたくさんあって、目移りしました。2時間ほど時間をかけてゆっくりと食事を楽しみました。(11ヶ月の息子は飽きてしまい、大変でしたが。)

[3日目] 2002年10月19日(土)

07:00 起床
08:00-09:15 朝食 ガーデンテラス
11:20-11:50 自転車 10RM
12:00 CITYバス 4RM*2
12:20 ウィスマ・ムルディカ(ショッピングモール)着(買物)
12:50 昼食 フードコート 17.5RM
15:20 CITYバス
15:40 ホテル着
16:30 パラセーリング 100RM --->プール
19:00-20:00 夕食 ココジョーズ スチームボート 74RM
22:45 就寝

朝、起きたときに曇っていたので、朝食はテラス席にしてもらったら、途中から日が出てきてテーブルが日向になってしまい、すごく暑かったです。今日も、プールには入れないと言い聞かせて、プールに足までつかって遊ぶだけにしました。ここは、ラグーン状のプールがなくて、階段状に深くなっていくタイプなので、水につからないと水際ではちょっと遊びにくいかもしれません。子供用の円形プールがあって、そちらはちょうど良い深さのようです。足だけつかって遊んでいてもあきてしまうので、レンタサイクルを借りました。子供用の自転車もあったのですが、ちょうどよいサイズのものは補助輪がついていて、本人にはちょっと不満のようでした。1時間20RMなので30分借りることにしました。ホテルの敷地がかなり広いので、楽しめました。そばに一緒についている大人のほうが疲れてしまいます。息子が寝てしまったので、予定のバスを1時間遅らせて、12時発のバスで街に出ることにしました。今回は、バスのチケット代をきちんと集金されました。
今日は、昨日とは違うショッピングモールへ行ってみました。センターポイントに比べて古くて狭いようですが、同じように小さなお店がごちゃごちゃつまっています。おみやげものなどを買い込みましたが、昨日のスーパーマーケットよりも若干、値段が高いようです。
お昼はフードコートでナシゴレン、ミーゴレン、ワンタンミー、ミースープなどを頼みました。ここも店員さんの客引きがすごいです。写真付きのメニューがあるお店で選びました。どれも1皿、4RMで、量もあるので4皿頼んだら食べきれなくて残してしまいました。窓際の席だったのですが、海が見えて眺めがよかったです。
明日は、船で無人島に渡る予定なので、そのための昼食としてパン屋さんでパンを購入しておきました。1階に土産物屋が何軒か入っているので、サバ州伝統工芸の編み込み式の小物入れなどを買いました。
ホテルに戻ってからは、念願のパラセイリングをやりにマリーナに行きました。ちょうど、前のお客さんが出ていったばかりということで30分くらい待たされました。ライフジャケットをつけたまま待っていたら、汗だくになってしまいました。待っている間に息子が寝てしまったので、スタッフにあずけて、嫁さんも船に乗りこむことにしました。ボートからロープをのばして空中に飛び上がり、モーターで巻き上げて船に戻るタイプなので、誰でもできるようです。風があったので、ちょっと揺れましたが、とても良い眺めでした。無人島やホテル、街のビルなど遠くにきれいに見えます。タンデムフライトした子供も怖がっていないようで楽しんでいたようです。ボートの中で嫁さんは、キロロの歌の意味を説明してくれと言われて、現地スタッフの歌う日本語の歌詞を英語に翻訳して説明するという難しい問題に取り組んでいたようです。15分のフライトを終えて桟橋に戻るとあずけていた息子が起きて泣いていて、スタッフにだっこされていました。
パラセイリングをやるために水着になっていたので、そのままプールに直行して泳ぐことにしました。本当は、明日からプールに入れる予定にしていたのですが、元気だったので半日、早めてしまいました。夕方6時頃に水平線に沈む夕日を見ることができてラッキーでした。夕方になるとプールの水温も上がって、まるでお風呂のようです。直射日光も当たらないので、かえって体によいかもしれません。
夕食は、ホテル内のレストラン「ココジョーズ」でスチームボートを食べることにしました。シーサイドのテーブルで雰囲気は良かったのですが、蚊に何ヶ所もさされてかゆかったです。途中で生ギターの演奏がテーブルごとにまわってきてくれて1曲、ひいてくれるサービスがありました。スチームボートは、たれの味が2種類選べて辛くない方にしました。トッピングの種類が豊富なのが良かったです。麺類があったのですが、最後に入れるライスがついていなかったのが残念でした。

[4日目] 2002年10月20日(日)

08:30 起床
09:00-10:00 朝食 ガーデンテラス
11:00 ボート サピ島 80RM+15RM, 10RM*2
15:15 サピ島発
15:30-18:00 プール
19:00-20:45 夕食 ガーデンテラス 110RM
22:00 就寝

朝食は、いつものガーデンテラスでとりました。朝、起きる時間が毎日1時間づつ遅くなってきています。
今日は、船で無人島に渡る日です。サピ島に行くことにしました。10分といえどもモーターボートをぶっとばしていくので息ができないくらいです。先にマヌカン島に寄ったので結局15分くらいかかりました。11ヶ月の息子もライフジャゲットを着させて抱えてボートに乗りました。すごいスピードで走っているというのに途中で寝てしまい、島についてもしばらく日陰に寝かせておきました。島には簡単な土産物屋とシャワー設備がありますが食事ができるところがありません。入島料として、1人10RM必要です。子供は無料でした。また、ビーチタオルは、事前にホテルのプールサイドで借りて持っていく必要があります。私は、シュノーケリングセット(15RM)を借りたのですが、ボートに乗る時に持ってくるのを忘れてしまい、次の便で持ってきてもらうことにしました。
ビーチは、桟橋をはさんで2ヶ所にわかれていますが、どちらも遠浅で遊ぶのに最適です。白い砂浜と青い海のコントラストがとてもきれいです。すこし沖までいくと魚もたくさんいて、もってきたパンで餌付けをするとウジャウジャと集まってきます。子供もはじめてのシュノーケリングで楽しんでいたようです。帰る前にトイレに行きたかったのですが、言われたところになく、結局、ホテルまで我慢しました。帰りは、最終便の1本前の15:15でホテルに戻りました。無人島でカメラの電池がきれてしまい途中で撮影できなくなってしまいました。島の売店でもカメラ用の電池を売っていたのですが、気がつきませんでした。残念でした。
まだ時間もあるので、日が沈むまでプールで遊びまくっていました。2人の子供の面倒を見ないといけないので、のんびりする暇がありません。カメラの電池を買いに、ホテルのショップへ行きました。CR123Aが23.5RMです。
最後の夜なので夕食をどこで食べるか迷いました。ペナンのゴールデンサンズに泊まった時によかったイタリア料理の「ペピーノ」にするか中華料理の「シャンパレス」にするか迷ったのですが、子供2人を連れてこれらの店に入ると騒ぐと周りにひんしゅくだし、落ち着いて食事ができないと思い、結局「ガーデンテラス」のビュフェにしました。 今回は、迷わず冷房の効いた屋内のテーブルにしてもらい、腰を落ち着けてゆっくり食べるはずが息子が途中で飽きてぐずりだしてしまいデザートも早々に退席しました。それでも2時間近くいましたが・・・
荷詰めは、明日、やることにして早めに寝てしまいました。

[5日目] 2002年10月21日(月)

08:00 起床
08:30-09:45 朝食 ガーデンテラス
10:00-16:30 プール (14:00 昼食 ココジョーズ 36+16=52RM)
16:30 部屋
17:30 チェックアウト
17:50 送迎バス
18:00 コタキナバル空港着
19:25 MH081
21:55 クアラルンプール空港着
23:30 MH088

朝食をガーデンテラスでとった後に、さっそくプールに直行です。今日は、レイトチェックアウトにしてあるので、午後6時まで部屋が使えます。送迎バスの時間が5時45分なのでそれまでは自由に過ごせます。本当は、ラサリアまで行ってみたかったのですが、バスで40分もかかるし、ちょうどよい時間帯がなかったのでホテルで1日、のんびりすごすことにしました。今日は、日本から持参した雑誌やCDを聞きながらデッキチェアーでのんびりしました。
昼食もプールサイドで食べるべく、ココジョーズでハンバーガーとサンドイッチセットを頼んで自分たちのテーブルまで持ってきてもらいました。すべてプールサイドで済ませるのも楽ちんです。特にホテル内は、サイン1つで会計ができるので楽ですね。子供の面倒をみている間に嫁さんが先に部屋に戻って荷詰めをすませました。私と子供達は、4時半に部屋に戻り、シャワーをあびて帰る準備をさせました。昨日と今日でかなり日にやけたようです。子供は、近くにいた日本人親子から「近くにお住まいですか?よく焼けているので・・・」と言われてしまったほどです。
5時半にチェックアウトをして精算しましたが、請求がたったの441RMでした。500RMほどセイフティーボックスにあずけてあったので、お釣りがきてしまいました。ホテルのショップに寄ってちょっとおみやげを買い足したりして、結局、25RMほど余りました。
今日のお昼は「シャンパレス」で飲茶ランチを食べる予定にしていたのですが、なんと別曜日は定休日とのことでした。それだけが、ちょっと心残りです。
17:50に送迎バスがきましたが、本日、帰るのは我々だけのようで行きとは違って小型のマイクロバスでした。ガイドさんも自ら運転しています。空港に早めについて土産物屋などをぶらぶらしていましたが、それほどめぼしいものはありませんでした。帰りは、KL経由なのですが、コタキナバルからKLまでは行きに乗ったMH81便でした。行きはここで降りたのですが、帰りは、その続きに乗ることになります。国内線の狭い座席を想像していたので、国際線の機体でラッキーでした。席も全く同じ14列の壁際の真ん中でした。フライト時間が2時間と短いのでバシュネットの取り付けはしてもらえませんでしたが、機内はガラガラで、すぐ後ろの5席を占領して息子を寝かしておけました。子供が窓際の席が良いというので、せっかく壁前の足元の広い席だったのに空いている窓際の席に移動しました。国内線なので、食事が出るか心配していたのですが、夕食が出ました。ベビーカーは、機内がすいているためかビジネスクラスの空きスペースに積んでくれたので、出口ですぐに取り出してくれました。
クアラルンプール空港についてから、イミグレを通るためにシャトルバスでとなりの建物に行って、また戻ってくるという面倒なことになりました。KL空港は、わかりにくいです。
成田行きのMH088便もB777で同じ壁前の座席でした。また隣が空いていてラッキーと思っていたら、他に赤ちゃん連れのかたがいますので・・・とスチュワーデスさんに言われて移動してきた外人さんがいて広々とは使えませんでした。それに、前のバシュネットに2人、隣の窓側席前のバシュネットに1人の赤ちゃんが寝ていて、夜中に交互に起きて泣くので熟睡できませんでした。となりの赤ちゃんが大きいので不思議に思っていたら、マレーシア航空のバシュネットは15KgまでOKなのだそうです。今までに乗ったJALは10Kgまでだったのでそれよりも大きな赤ちゃんでも良いのはうれしいです。ただ、身長がのびると入らなくなるかもしれませんが・・・。

[6日目] 2002年10月22日(火)

04:00 起床(ジュース)
05:30 朝食
07:20 成田空港着
08:00 入国
08:30 送迎バス
09:00 駐車場出発
12:00 自宅着

機内食は、飛び立ってからすぐに軽食が出て、到着の3時間前にジュース、2時間前に朝食が出ます。ジュースが出る時に機内が明るくなっておこされます。日本時間の朝5時頃なので非常に眠いです。
成田には定刻通りに到着です。それほど混んでいなかったので、すぐに出られましたが、アラジンの送迎バスがなかなか来なくて30分くらい待ちました。帰りの道は、湾岸線の浦安付近で大渋滞でしたが、それ以外はすいていて12時頃に自宅に到着しました。
帰ってきて、荷物の整理をしていてビックリ。なんと、ホテルにあったTVのリモコンが紛れていたのです。子供のしわざだと思いますが、送り返さないと・・・。


■おわり・・・

今回は、前回の中止騒動があったので、無事に行って来られてほっとしました。今回の旅行の直前に調子が悪かった娘を置いていくことも考えたのですが、やはり連れて行ってよかったです。今思うと、おいて行くのはやっぱりかわいそうでした。
ボルネオ島は、直行便だと6時間で着きますし、ビーチリゾートまでも空港から車で10分、街へも10分、無人島にも10分で行けるとても立地の良い場所だと思います。マレーシアなので物価も安いし食事の心配もありません。今回は、赤ちゃん連れだったので、食事もほとんどホテル内で済ませて、あまり外に出ませんでした。屋台などを使用すればもっと滞在費は安くすむと思います。
今回は、ビーチやプールで過ごす時間が多かったので、ボルネオ島に来たという実感があまりわきませんでしたが、次回はジャングルなどにも行ってみたいものです。


<会計報告>

食事代289RM
レジャー費233RM
お土産物代326RM
その他24RM
あまり25RM
合計897RM




<バス・ダイヤ>

 (2002年10月現在)
■CITY EXPRESS (ホテル−コタキナバル)
Depart ResortWawasan PlazaCenter PointWisma Yakim
08:00 AM08:10 AM08:15 AM08:20 AM
09:00 AM09:10 AM09:15 AM09:20 AM
10:00 AM10:10 AM10:15 AM10:20 AM
11:00 AM11:10 AM11:15 AM11:20 AM
12:00 PM12:10 PM12:15 PM12:20 PM
01:00 PM01:10 PM01:15 PM01:20 PM
03:00 PM03:10 PM03:15 PM03:20 PM
05:00 PM05:10 PM05:15 PM05:20 PM
06:00 PM06:10 PM06:15 PM06:20 PM
09:00 PM09:10 PM09:15 PM09:20 PM
往復:4RM/1人


■SHANGRI-LA EXPRESS (タンジュンアルー→ラサリア)
DEPARTUREARRIVE
07:30 AM08:45 AM
12:00 PM01:15 PM
04:30 PM05:50 PM
09:15 PM10:25 PM


■SHANGRI-LA EXPRESS (ラサリア→タンジュンアルー)
DEPARTUREARRIVE
09:00 AM10:15 AM
02:30 PM03:45 PM
06:15 PM07:30 PM
往復:30RM/1人



<参考情報>

1.シャングリラ タンジュン アル リゾート体験談
2.マレーシア、コタキナバル旅行記
3.ボルネオ島の休日



Copyright(C) Kiyohiko Shinomiya.

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