イギリス旅行記



いつもアマチュア無線でお世話になっている、星さんが 1997.5/5〜5/14までイギリスに
旅行に行った時の記録です。本人に特別にお願いして公開して頂くことになりました。
イギリス旅行に関する質問等がありましたら、私が代理で聞いておきます。(^o^;;



[97/04/29] プータロー生活はGで?

リフレッシュ休みということで、イギリスに行くことにしました。ツアーではなく個人で、
航空券とホテルの手配が完了しました。

いちおう、行は5月5日のBA8便(13時55分発)で、帰国は14日のBA7便。
(12時15分着)昔にくらべれば早くなったけど、直行便で12時間のフライトで
すぅ。12時間も乗れば苦痛だろうなぁ…。
さすがに、この時期だから1人ですが、向こうでは知人に会う予定。ロンドンじゃ
なくて田舎だけど。
お恥ずかしいながら、一人で外国行くのは初めてだしヨーロッパも初めてなも
んで(ちと、ヤバイな)これまた期待と不安半々ですぅ。



[97/05/14] 何とか帰国しました

今日の朝10時前に成田に到着し、昼過ぎに自宅に戻りました。
時差ぼけで眠いですが特に大きなトラブルもなく、何とか無事に帰宅できました。
とは言うものの、最終日の今日にトラブルがありました。実はロンドン・
ヒュースロー空港で預けた荷物が成田で受け取れない事態が発生!
「や、やばい」と荷物受け取り場で苦い顔をしていると、BA(英国航空)
の人が「ホシさんですか?」と寄ってきて、「すみません。ロンドンから
連絡があってお荷物が載せられませんでした。約3時間後の次の便に載
せますので、お宅まで配達します」とのこと。荷物が受け取れないなんて
初めてだぁ!
さっきBAから荷物は成田に着いたと連絡ありました。良かった良かった。
かえって、運ばなくて済んでホッとしました。
ヒュースローのチェックインカウンタは、同じ場所で同じ時に東京行以外
の確かサンフランシスコ、デトロイト行のチェックインもしていたので、
「アメリカまで行ったら悲惨だなぁ…」と一瞬ビビりました。

ロンドンは、意外にも黒人やアラブ・インド系の人種がとても多く、東洋系
は少なめでした。知人いわく「ロンドンはイギリスじゃない」とか? 特に黒
人は多かったなぁ。でも、そごう・伊勢丹・三越・高島屋はあって、日系のメ
ジャーな新聞も、ほぼリアルタイムでありました(チト高いけど)値段が高い
のを除けば、日本にいるのとそんなに変りません。セブンイレブンみたいな
食べ物とか雑誌・新聞を置いている店は多いけど、パンばっか。結局米と
麺類は数回しか口にしてない。寿司屋も多いけど、いかんせん高い。
ロンドンに1軒のラーメン屋も2回入ったけど、700円くらいのイメージのが
1500円位かなあ?
あと、緯度の関係で夜は22時過ぎまで明るく、朝は5時には明るくなります。
とにかく昼間が長い。逆に冬は15時過ぎれば暗くなるとか。あと、通り雨が
非常に多い(熱帯のスコールみたい)また、雲の流れが早く風が強いこと。
これがロンドンの印象といった所でしょうか。自分の英語は時たま通じない
ことがありましたが、いい加減でも何とかなった。いい勉強・思い出になりました。
ほぼ1週間いたのに、まだ見てない所も多くあって、また行きたいですね。
以上、簡単にご報告でした。



[97/05/16] 旅行記

う〜ん、「旅行記」みたいなカッコイイ旅行じゃなかったもんで(ポリポリ)、
大した事は書けませんが…。

と言うのは、最初ロンドンに4泊して、その後リバプール近くのチェスターという町
(古都で、日本で言う鎌倉みたいな所)で2泊、そしてロンドンに2泊しました。
ところが最初の2日位は時差ボケがひどくて、朝は何とか起きて朝飯食っても昼頃
に超眠くなってしまい、ホテルに戻って昼寝したりしていた。
そして夕方また出歩いて、夕飯食って寝るのはいいが、夜中の3時とかに目が覚
めてしまって、腹が減ってしまう。
なもんで、近くの食料品店でビールとかパンを買い込んでいましたぁ。
やっと慣れて来ると昼間に何時間も歩き回るから、そこそこ疲れてしまう。なもんで、
夕方にはホテルに戻って18時頃寝ていたりと(そして、また夜中の2時頃目がさめる)、
こんな生活をしていました。なんと本当に勝手気ままな生活。
その日の思い付きや気分で行くところを決めていた。
ただ、やっぱ交通手段(地下鉄と国鉄)はしっかり渡英前に勉強しました。おかげで、
乗り間違えることは無かった。例外は名物の2階バス。路線がチンプンカンプンで、
おまけにイスは狭いし2階は揺れるので、2回しか乗りませんでした。ただし地下鉄は
1週間のフリーチケット(定期みたいな)を買って随分乗った。路線図なしでも大体は
分かるようになりました。国鉄も時刻表を買ってターミナル駅と行き先なんかをジックリ
見れるようにはなった。
ロンドン郊外にあるRSGB(イギリスのJARLに相当します)に行くと決めたのも当日の
朝。ビクトリア駅で時刻表を買って、電車が出ている駅と停車する電車をチェックして
から行った次第です。
あと、あまりメジャーな観光地は行ってないんです。だって、RSGBとか地図屋・本屋・
電気屋・デパート・日系の店とか、こんな所ばっか行っていたのですぅ。
 他には、

・英語が通じる(当たり前だ)
・クルマは日本と同じ右ハンドル左側通行(ヨーロッパで唯一)道路は違和感が全然
 なかったですね。ただ、信号は青になる前に黄色になるから面白い。
・ポストの色は赤い(日本は、真似たとか)
・治安はいい(ただしスリは多いらしい。地下鉄にはスリに注意の張り紙が沢山ある。
  また深夜のロンドンはちょっと危ない)
・航空券は新宿のHISで買ったが、安かった(往復11万)担当氏は、成田からロン
  ドンは直行便が毎日6便前後もあって、5社も乗り入れているから競争が激しい。だから
  ピークを外せば安い(特に冬は10万を切る)と言っていた。ただし、ロンドンはホテル
  をはじめに物価は高い。



[97/06/01] またまたヨーロッパとイギリス

昨日の巣鴨で、他のメンバーの皆さんと(運用の合間に)ヨーロッパの話題で
盛り上がってましたぁ。
主な話題のポイントは、
1) イギリスのインターシティとユーロスターについて
2) パリとロンドンの黒人の比率の違い
3) ウェールズ語と英語
4) ヨーロッパの日本レストランと中華レストラン

1) ユーロスターは有名ですが、自分は乗らなかったんで聞いてばかりでした。
イギリスには新幹線はないけど、インターシティがあります。これは日本流にいうと
「在来線スーパー特急」みたいな感じ。幹線にはすべて走っていて、結構早いで
す。自分もロンドン・ユーストン駅からリバプール・ライムストリート駅まで乗った。
面白いのは、指定席と自由席が同じ車両にあるんですね。じゃ、どうやって区別
するのか?というと、席の上にレシートみたいな紙が差してあるのが指定されてい
る席で、それ以外が自由席。特急料金は不要で、週末や往復だと割り引きが複
雑にあります。車両も、まあまあ清潔でした。

2) ロンドンも黒人が多かったけど、パリはもっと多いらしい。パリに行った人は異
口同音に「パリのメトロは黒人ばっかで、ここはアフリカか?と思った」と言いますね。

3) ご存知の通り、イギリスは連合王国でイングランド・ウェールズ・スコットランド
・北アイルランドの4つからなります。この独立意識は予想以上で、ウェールズをクル
マで走った時ウェールズ語と英語の2つで地名が標識にあった。最初、別の地名
だと思ったら、なんと同じ地名。役所の公式文書や学校などでも2つの言語を使
っているそうな。BBCも「BBC−ウェールズ」といった形で独立しています。
通常の「英語」をBritishと言わずEnglishという理由が分かったなぁ。

4) 高橋さんは中国料理を結構食べたそうですが、なるほど。ヨーロッパでも日本
料理店はあるけど、どこも高い点で意見が一致。中華料理店なら麺類はあるし
御飯もあることはあるし、値段もそこそこで(ピンきりだけど)、店の数も多い点で
FBだと、またしても意見が一致。
う〜ん、パンとかケロッグも嫌いじゃないですが、毎日こればっかだと飽きて来る
し、個人的に和食党なので(肉類はチト苦手・特に鶏肉)なおさら。


                                           JQ1HBT ほ し


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