バリ島旅行記 2005


はじめに・・・
昨年に続いて、今年もバリ島旅行に行くことにしました。旅行の行き先検討及び事前準備の様子は、「2005夏休みの海外旅行計画のページ」にまとめてありますので、そちらをご覧ください。大人2人だと子供半額になるツアーを「バリ王」で見つけて、このプランにプラス子供1人分の航空券という組み合わせで、家族4人のパッケージとしました。
昨年のホテルは、クタの街に近いことを優先して、アラムクルクルに滞在しましたが、今年はヌサドゥア地区のバリヒルトンにしました。ヌサドゥアは、クタから車で30分くらい離れた大型リゾートホテルが立ち並ぶエリアです。昨年の旅行記は、バリ島旅行2004を参考にしてください。

日程  2005年7月29日(金)〜8月3日(水)
ホテル  バリ・ヒルトン [Bali Hilton International](ヌサドゥア)
飛行機  ガルーダ・インドネシア航空
行き  GA881 7/29:(11:00-15:25)
帰り  GA880 8/02:(22:00-08:50)
ツアー会社  バリ王 国際観光株式会社
ツアー代金  合計\355,260(大人2人、子供2人)
国名  インドネシア
時差  −1時間(日本時間−1時間)
為替レート  100Rp(ルピア)=1.2円 (1円=85Rp)
駐車場  New USAパーキング(6日間 \3675)

ガルーダ・インドネシア航空(B747-400)

2005.7/29 Fri.
05:20 起床
06:10 出発
08:35 New USAパーキング
08:55 成田空港
11:00 GA881
16:50 デンパサール空港(インドネシア時間)
17:45 送迎バス発
18:10 バリ・ヒルトン着
18:25 チェックイン
19:30 夕食(Nyoman's BeerGarden)(〜20:35)
20:50 ウェルカムドリンク(Vista Lounge)
22:45 就寝

ガルーダ・インドネシア航空のバリ島直行便は、午前11時の出発なので、それほど早起きをしなくてすみます。いつものように首都高速湾岸線経由で成田空港に向かいました。平日の朝でしたが、予想していた渋滞もなくて、順調に到着しました。
インドネシアは、入国時にビザ代が1人25ドルかかるので、家族4人だと100ドルにもなります。そこで、成田空港の銀行で100ドル分を両替しました。今回は、成田空港第2ターミナルなので、充実したキッズルームで子供達を遊ばせることにしました。キッズルームで30分ほど過ごしたら、すぐに搭乗時間になったので、ゲートまで向かいました。
ガルーダGA881便は、B747-400型機でしたが、エコノミークラスには座席に個別のTVモニターがなくて、スクリーンの映像だけでした。子供の座席も2席を確保していたので、中央の4席が割り当てられました。子供がいるのにおもちゃのサービスもなくて、昨年のシンガポール航空に比べてサービスが1段低いように感じました。機内で上映された映画は、「SON OF THE MASK」と「SAHARA」でしたが、スクリーンの画面投影だけだと見づらかったです。離陸して1時間ほどすると機内食が配られました。チャイルドミールはパン、ハンバーグ、サラダ、プリンで、子供達は、まあまあ食べていました。午後3時半頃に下の子供(3歳)が寝てくれたので、機内ではだいぶ楽に過ごせました。嫁さんはiPodで音楽を聴きながら、持参したパズル雑誌を解いていました。午後4時半頃に軽食が出ましたが、サンドイッチとおにぎりの選択ができました。迷わずおにぎりを選択しておき、子供の食事のためにとっておきました。
直行便は6時間半のフライトなので、かなり短く感じます。デンパサールは、気温29度で曇りの天気でした。とりあえず、空港の両替所で当面に必要な金額だけ両替することにします。3万円を両替すると現地通貨で255万ルピアにもなるので、財布がお札でパンパンです。空港の両替所は、いくつかあるのですが、どこも同じレートだと思っていたら微妙に差がありました。といっても、1円85ルピアか85.5ルピアかの違いでしたが、、、(ヌサ・ドゥアのプミン村にある両替所のレートも同じでしたので、空港で替えてしまったほうが楽かもしれません。)
空港からヌサ・ドゥアのバリ・ヒルトンまでは、ツアーの送迎バスで25分くらいです。まだ、外が明るいので景色を楽しむこともできました。ツアー会社からおみやげとして水500ml、調味料(ソース)、ネコのマグネット、バティック、石鹸などを入れた布袋を人数分、4セットももらいました。この布袋が買い物やビーチに移動するときなど、ちょっとした時に使えて重宝しました。
バリ・ヒルトンは、敷地の中央に大きなラグーンがあることが特徴のかなり広い敷地のホテルでした。エントランスをはじめ、いたるところにバリらしいデザインの彫刻などを配置していて雰囲気がとてもよいホテルです。敷地の入口のセキュリティーチェックも万全で、タクシーなどの車は、必ずトランクを開けて、金属探知器のようなもので車体をチェックしてから警備の人がゲートを開けてくれるようになっていました。今回は、1305号室の3階の部屋でしたが、ロビーと同じフロアーなので、エントランスから部屋まで楽に移動できて便利でした。部屋の位置は、ロビーに近い場所でしたので海は見えませんでしたが、ラグーンの景色がきれいでした。エキストラベッドを入れてもらい、1部屋を家族4人(大人2人、子供2人)で使用しましたが、広さも十分でした。TVは27chも番組が入りましたが、全体的に映りが悪かったです。日本のNHK TV(衛星放送)も見ることができました。
部屋で少しくつろいでから、夕食を食べにプミン村まで歩いていくことにしました。直行便だと夕方に到着するので、少し得した気分になります。ホテルの敷地を1歩出ると、すぐにタクシーの客引きが声をかけてきます。適当にあしらって歩いていくと、10分ほどしてプミン村の入口となる南門(割れ門)が見えてきます。プミン村のメインストリートには、レストラン、土産物屋、コンビニ、両替屋などが並んでいて、とても便利です。クタほど客引きもしつこくないし、こじんまりしているので、あれこれ迷うこともなくて良かったです。物価は、クタに比べて、多少、高いのかもしれませんが、気にするほどではないと思います。レストランも何軒かあるのですが、どこもインドネシア料理+多国籍料理という内容で、ナシゴレン、ミーゴレン、サテなどのインドネシア料理からカレー、イタリアン、中華、ドイツ料理、アメリカン、メキシコ料理などのメニューを取り揃えています。お店によってインドネシア料理+αの部分のバリエーションが異なりますが、だいたい、どこのお店に入っても失敗はありません。インドネシア料理に飽きてきたら各国料理が食べられるし、辛い物が苦手な子供にはピザなどを注文しておけばよいので、とても助かりました。
本日の夕食は、その中でもお客さんの外国人率No1の「NYOMAN'S BEERGARDEN」に入りました。オーナーがドイツ人なので、ドイツ料理に力を入れているようです。このお店は、税金とサービス料込みの値段表示をしている(通常、税金+サービス料で20%を別に取られる)ので計算がしやすいし、ハッピーアワーだとドリンクを1杯(と言っても小さなグラスですが)サービスをしてくれます。ここでは、ナシ・チャンプル(49万Rp)とソト・アヤム(33.5万Rp)、ピザ(49万Rp)を頼みました。ピザ1枚が、インドネシア料理と同じくらいの値段なので、ちょっと高いですが、子供は喜んで食べていました。
夜8時半頃にホテルに戻ってから、早速、ウエルカムドリンクを「ビスタ・ラウンジ」で飲むことにしました。食後にゆっくりラウンジでくつろいでから部屋に戻りました。

バリ・ヒルトン バリ・ヒルトン(ラグーン) バリ・ヒルトン(ロビー)


2005.7/30 Sat.
06:30 起床
07:40 散歩
07:50 朝食(〜0850)
10:30 プール(〜1245)
13:30 昼食(ウラム:Uram)(〜1430)
15:10 ヒルトン発
15:30 ハイアット着
17:30 ヒルトン着
18:40 DFSギャラリア
19:35 夕食(エマ)(〜2000)
20:40 タクシー(〜2105)
23:00 就寝

上の子供が早く起きたので、朝食前に2人でホテルの敷地内を散歩することにしました。バリ・ヒルトンの敷地は結構、広くて、ビーチに出るのも大変です。ビーチに出るとすぐに、三つ編み、マッサージ、物売り(貝殻、凧)が寄ってきます。それほど、しつこくないので、一度、断るとすぐに引き下がってくれます。
隣りのグランド・ハイアット・バリまで歩いて行くことにしました。約10分くらいで到着しましたが、ハイアットも広い敷地で雰囲気のとても良いホテルでした。ヒルトンに戻ってくる時に、雨がポツポツと降ってきたのですが、朝食を食べる頃には、土砂降りのスコールになっていました。30分くらい続きましたが、この日以外では滞在中の5日間で雨は一度も降りませんでした。
朝食を食べる「ウォーターフォール・レストラン」は屋内席とテラス席を選べますが、テラス席だとラグーンに面していて、景色もよいです。集まってくる魚にパンをあげたりできるので、子供が飽きてきたらそこで遊べるのでおすすめです。(早めに行かないとテラス席は満席になることがあります。) ビュフェのメニューは、だいたい、毎日同じでしたが、子供には焼きたてのワッフルとソーセージが大人気でした。お粥やご飯もあるので、和食党の人でも安心です。
スコールの去った後で、まだ涼しいので、ホテル内のショッピングモール(アーケード)を少し散歩して太陽が出るのを待つことにします。朝早いせいか、アーケードには人が少なかったです。その後、ビーチで砂遊びをしていたら、午前10時頃から陽が出て暑くなってきたので、プールに入ることにしました。深さ1.2m〜1.6mのひょうたん型の大人用プールと膝丈くらいの子供用プールの2つがあります。5〜6歳くらいまでなら子供用プールで十分です。深いほうのプールは、部分的に階段状になっているので、そこで子供を遊ばせることができますが、背が立たない子供にはつらいかもしれません。ただし、飛び込み禁止ではないので、上の子供にとっては飛び込みの練習ができてよかったです。上の子供は泳ぎが得意なので、背が立たなくても平気で泳いでいました。下の子供は、腕にヘルパーを2つをつけて浮かんでいましたので、昨年のプール嫌いに比べて大進歩していました。
プールで泳いだ後は、昼食を食べにプミン村まで歩いていきました。徒歩10分といえども日中は、かなり日差しが強いので帽子が手放せません。昼間のレストランは、どこも閑散としていて、入りづらいので、唯一、お客さんがたくさん入っていた「Uram」(ウラム)に入りました。ガイドブックには必ず紹介されているせいか、このお店は日本人率はかなり高かったです。まずは、お皿に揚げたエビチップスを出してくれるのですが、子供達が取り合ってけんかをしていたら、もう2皿サービスしてくれました。店内は、風が抜けて涼しくて気持ちよかったです。ナシゴレン、サテ・アヤム、カレー、ミネラルウォーターを頼んで約11.2万Rpでした。カレーはあっさり味で、タイ風のコクのある味を想像していたのでちょっと期待はずれでした。サテは、炭火のミニ練炭がついてきて、自分のテーブルで焼いて食べるので、おいしかったです。
昼食後は、同じ通りにあるコンビニでアイスやジュースを買ってからホテルに歩いて戻りました。プミン村にあるレストランは、大体、どこでも電話をすればホテルまで送迎してくれるそうです。
ホテルに戻ってから、今度はビーチ沿いの道を歩いて隣のグランド・ハイアット・バリまで散歩に行きました。こちらには、大小2つのスライダーがあったり、プールもヒルトンよりもバラエティに富んでいて素晴らしかったです。本当はいけないのですが、宿泊者のふりをしてハイアットのプールで遊んでしまいました。大きなスライダーは結構、楽しくて、3歳の息子も喜んで滑っていました。あっと言う間に夕方になったので、屋外の温水プールで暖まってからヒルトンに戻ることにしました。
夕方からは、夕食を食べにクタの街に出ることにします。ホテルからクタ(ベモ・コーナー)までシャトルバスが運行されていますが、1人3万Rpとのことなので、4人いる場合はタクシーのほうが割安になります。(シャトルバスは、10:00、14:00発の2本が運行されています。) と言ってもタクシー代もばかにならないので、行きのタクシー代を負担してくれる「DFSギャラリア」まで、まずタクシーで行くことにしました。DFSのパンフレットには、「メータータクシーを使って来るように」と注意書きがされていたので、値段の高いホテルタクシーではダメなのかと思って、敷地の外までタクシーを捕まえに行くことにしました。ホテルの敷地を出ると、すぐにタクシーの呼び込みがあります。DFSのパンフレットを見せて、メータータクシーに乗りたいと説明しても、メーターのないタクシーを連れてきて「これで大丈夫だ」というので、「メータータクシーでないけど無料で行けるのか」と何回も念を押したのですが「無料タクシーOK」と言いはるので乗ることにしました。DFSに乗り付けた時に、メータータクシーでなかったので心配しましたが、特に問題なかったようです。どこのホテルから来たかと聞かれたので、ホテルまでの距離でタクシーに払う料金が決まっているのかもしれません。ヌサ・ドゥア地区では流しのメーター・タクシーをほとんど見かけない(ホテルの送迎の帰りで通るくらい)ので、ホテルのフロントで呼んでもらうか、敷地外で捕まえて料金を交渉して乗るしかないようです。
DFSでは、結婚10周年のお祝いにブルガリの指輪を嫁さんにプレゼントしました。夕食は、上の子供が、ラーメンが食べたいというので、ヌードルショップ「海斗」のメニューをのぞいたら、なんとラーメンが1杯5.8万Rもするというので驚いてしまいました。2階に中華料理店「エマ」があったので、そこで中華麺を頼むことにしました。下の子供は、DFSに向かうタクシーの中で寝てしまったのですが、夕食も食べずにそのままでした。
帰りは、DFSから自分でタクシーを使ってホテルまで帰りました。途中で、コンビニ「サークルK」に寄ってもらって、寝ている下の子供用の夕食としてカップラーメンと水を買いました。DFSから35分ほどかかり、タクシー代は33,200Rpでした。タクシーの運転手と話しながら帰りましたが、毎日12時間も働いて、月給が日本円にして1万5千円程度だと言っていました。
ホテルに着いたら下の子供が起き出してきて、逆に上の子供が疲れたのか、そのまま寝てしまいました。部屋の湯沸かし器を使ってミネラルウィーターを沸騰させてカップラーメンを作り、下の子に遅い夕食を食べさせました。インドネシアのカップラーメンなので、少し辛いと言っていました。

ハイアットのスライダー 昼食(ウラム:Uram) DFSギャラリア


2005.7/31 Sun.
07:30 起床
08:30 朝食(〜0920)
09:30 プール
11:50 キッズルーム(〜1300)
13:25 昼食(MAI-MAI)(〜1420)
15:10 プール(〜1630)
17:05 タクシー
17:30 DFSギャラリア
18:10 クタ・スクエアー
19:30 夕食(ketupat:クトゥパット)(〜2040)
20:55 タクシー
21:25 ヒルトン着
23:40 就寝

今日は、下の子供が先に起きてきて騒いでいたので、子供に起こされてしまいました。朝は風が涼しくて気持ちが良いのですが、すぐに暑くなってきます。いつものように朝食を食べた後に、プールに入りました。
しばらくプールで遊んでいましたが、日中になってかなり日差しが強くなってきたので、敷地内のキッズクラブに連れて行くことにしました。屋外には大きなジムやブランコなどがあり、子供が自由に遊べるようになっています。屋内には選任のスタッフがいて、子供を無料で預かってくれます。冷房が効いた室内でプレステ(TVゲーム)に熱中している子供もいましたが、うちの子供達はブロックに夢中になって遊んでいました。5歳以下をあずける場合には、親も一緒についていないといけないと言われたのですが、上の子供も一緒ということで、15分ほど預かってくれることになりました。(最初、30分と言ったのですが、あまり良い顔をされなかったので、、、) 子供のいない貴重な時間を嫁さんと2人で青い海を見ながらビーチでのんびりとしました。小さな子供が2人いるとなかなかゆったりとした時間が持てないので、たった15分でも貴重なのです。
昼食は、いつものようにプミン村まで歩いていきました。メキシコ料理が食べたかったので、ガイドブックに載っていたメキシコ料理のお店「ポコ・ロコ」を探したのですが、既に閉店していてありませんでした。そこで、メキシコ料理もメニューに載せていた「MAI-MAI」で食べることにしました。昼間は、本当に閑散としていて、お客さんは我々だけでした。注文したタコスとチキン・ダンシング・トルティーヤはボリュームがあっておいしかったです。付属のメキシカンライスが辛くて、3歳の子供は食べられませんでした。飲み物も頼んで、13万Rpとお手頃な値段でした。子供に、近くのコンビニでアイスを買って食べさせました。アイスは、1つ2000Rp〜6000Rpくらいです。
昼食後はホテルに戻って、再びプールで過ごしました。日差しは昨日よりも強くてかなり暑いです。
プールで遊んだ後は、夕方から無料タクシーを使って、再びクタのDFSギャラリアに行きました。ヌサ・ドゥアにあるDFSギャラリアは改装中とのことでクローズしていたので残念でした。ヌサ・ドゥアには、トラギア・スーパーマーケットもあったのですが、買い物と食事をするのに便利なクタの街に出ることが多かったです。クタまで乗ったタクシーの運ちゃんは、しきりにジンバランのレストランやお土産物屋をすすめていましたが、今、ジンバランが人気急上昇中のようです。DFSに着いてから店内を素通りして、隣のショッピングモール「モル・バリ・ギャラリア」を目指したのですが、地図がいいかげんなのか、たどり着けずにあきらめました。そこで、DFSの前の通りでタクシーを捕まえて、「クタ・スクエア」に行くことにしました。
今日は日曜日ということで、クタ市街が渋滞していてかなり時間がかかりました。運ちゃんは、「渋滞しているから1時間くらいかかる。ハイウエーを使って、ジンバランのレストランに行かないか?」とか「近くに安い土産物屋があるので行かないか?」としきりに勧誘してくるのですが、渋滞を我慢していたら1時間もかからず、30分ほどで到着しました。それでもタクシー代が13000Rpなので安いもんです。
「クタ・スクエア」の「マタハリ・デパート」で、友達へのお土産を買い込むことにします。ちょうど、下の子供が寝てしまったので、抱っこしたままの買い物は疲れるので、ジューススタンドで5000Rpのアップルジュースを飲みながら休憩することにしました。注文すると店員さんがリンゴの皮をむき始めて、氷と共にジューサーに入れてフレッシュジュースを作ってくれます。ちょっと青い味でしたが、新鮮でおいしかったです。アボガドジュースというのもメニューにあって、興味深かったですが、無難なアップルジュースにしてしまいました。
果物売り場では、ドリアンが売られていて、辺り一面、独特の臭いが充満していました。あと、「クタ・スクエア」の周辺の出店ではコピー商品が堂々と売られていて、ブランド時計やソフトウェア(CD)などのコピーをよく見かけました。Windows XPが25000Rpで売られていましたが、アクティベーションできるのでしょうか? MS-OfficeはXPの倍くらいの値段でした。(コピーにしても安すぎ)
お土産を買った後は、夕食を食べにタクシーで「クトゥパット」に移動しました。同じクタの街にあるレストランですが、歩くのは面倒なので、ついついタクシーを使ってしまいます。クタの街は渋滞していたので、11000Rpくらいでした。「クトゥパット」はインドネシア料理専門で、なかなか雰囲気のよいお店です。下の子供が寝ていたので、昨年と同様に座敷の席にしてもらいました。ここの店名にもなっている「クトゥパット」を頼みましたが、8時間も蒸したライスはもちもちとしていて、とてもおいしかったです。とにかく量が多いので、注文したものを全て食べきれずに、少し残してしまいました。(子供もあまり食べないので、、、)
食後は、歩いてすぐの「レギャン・プラザ」に行きました。昨年、よく遊んだ2階のゲームセンターが閉店して無くなっていました。マクドナルドだけは健在でしたが、同じフロアーにあったマタハリ・デパートも撤退していて寂しかったです。仕方がないので、近くのコンビニ「MINI-MART」でお菓子やジュースを買い込んでからタクシーでホテルに戻りました。
ホテルの部屋では、上の子供が絵はがきを書いていましたが、昼寝をした子供達はいつまでも元気いっぱいでした。

昼食(MAI-MAI) ヌサ・ドゥア・ビーチ 夕食(クトゥパット)



2005.8/1 Mon.
07:30 起床
08:55 朝食
10:15 タクシー
10:35 ブラザバリ
11:00 ウォーターボムパーク
13:35 昼食
17:40 クタ・センター、セントロ(〜1835)
18:50 夕食(Papa's Cafe)(〜2000)
20:20 タクシー
20:55 ヒルトン着
21:40 ビリヤード
23:00 就寝

今朝は、携帯電話のアラームで起こされました。平日なので、日本で設定していたアラームを解除しておくのを忘れていました。今日は、クタにある「ウォーター・ボム・パーク」へ遊びにいくことにしました。
朝食をホテルのレストランで食べてから、タクシーでクタの「プラザ・バリ」に向かうことにします。DFSと同様に「プラザ・バリ」も片道のタクシー代を負担してくれます。ホテルの敷地を出てタクシーを拾うのも面倒なので、ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらうことにしました。
「プラザ・バリ」は、朝が早いせいかガラガラでした。「サーファー・ガール」というお店に、結構、かわいいデザインの洋服がありましたが、バリの物価に比べると、値段もそれなりに高かったです。(50ドル〜80ドルくらいする) 「プラザ・バリ」の中を一回りした後は、すぐにタクシーで「ウォーター・ボム・パーク」へと移動しました。近いので、タクシー代は8600Rpです。
「ウォーター・ボム・パーク」では、入場券を買った後に、現地で配布されているフリーペーパーの広告に10%オフチケットを見つけました。ダメもとで交渉してみたら、返金に応じてくれました。Webサイトから予約すると5%オフになったり、割引チケットもあちこちで発行しているようなので、定価で入ると高くつきます。(大人$18.5、子供$9.5、大人2人子供2人で$50のパックもある)
パーク内は外人ばかりで日本人をほとんど見かけませんでした。バリに来てまで高い入場料を払ってプールに来る日本人は少ないのでしょうか。でも、それなりに雰囲気のある施設で楽しめます。日本のプールに比べて敷地が広い(3.5ヘクタール)ので、すいているのが嬉しいです。スライダーなどは、ほとんど待ち時間なしで乗ることができます。身長制限も100cmなので、日本よりも基準が緩いように思います。浮き輪に乗って上から滑ってくるのスライダーが楽しかったです。また、子供用のキッズスライダーもあって、こちらは3歳の息子が繰り返し繰り返し何十回も飽きずに滑っていました。あと、1周250mの流れるプールもジャングルの中を泳いでいるような気分にさせてくれてよい雰囲気でした。タオルやロッカーは有料ですが、浮き輪や子供用のライフジャケットは無料で借りることができます。もちろん、6種類あるスライダーも全て無料です。昼食はパーク内のフードコートで食べることができます。ハンバーガー、ピザ、インドネシア料理、和食のお店がありました。
最後に、ヒモを体につけて、トランポリン上を7mくらい上空までジャンプするバンジーを上の子供が体験しました。1回、3万Rpでしたが、かなり長い時間、ジャンプしていました。上達すると空中で宙返りなどができるようになります。あと、パーク内のあちこちでカメラマンが写真を撮っていて、それが出口の近くのボードに張り出してありました。お客さんは、自分が写っている写真を2万Rpで購入することができます。下の子供のアップの写真を見つけたので、記念に購入してきました。いつの間に撮影していたのかわかりませんでした。台紙付きなので、良い記念になりました。
そのあと、隣の「クタ・センター」まで歩いて行きましたが、ちょっと寂れた雰囲気なので、向かいの「セントロ」という最近できたショッピングモールに移動しました。「クタ・センター」の前は、観光馬車が列を作って待っていますので、乗りたい人はここに来ると良いと思います。あと、映画「フォレスト・ガンプ」を舞台にした「ババ・ガンプ・シュリンプ」というお店があって、映画に出てきたベンチのシーンで写真を撮ることができます。外人は結構、ここで記念撮影していました。もちろん、私もベンチに座って記念撮影してきました。
「セントロ」ですが、新しいだけあって中はきれいでした。スタバや日本のOSYU-KOSYUなども店舗として入っています。ただし、まだ全てがオープンしていないようで、一部、品揃えが寂しい店舗もありました。ここでも下の子供が寝てしまったので、買い物を早々に切り上げて、夕食を食べるためにタクシーで移動することにしました。
本日の夕食は、昨年、泊まったホテル「アラム・クルクル」内にあるレストラン「Papa's Cafe」です。イタリア料理のお店ですが、ボルケーノピザが有名なのです。今回は、「ボルケーノ・キンタマーニ」を注文しました。(下記の写真です) ウェイターさんがナイフでドームの部分を切り取ってくれます。この部分もパリパリしていておいしいです。パスタも頼んだので、お腹いっぱいになりました。ここからクタのビーチに沈む夕日がとてもきれいなのですが、時間的に日が暮れた後だったので、夕日を見ることができずに残念でした。人気のあるお店なので、予約してから行くと良い席がキープできます。
夕食後は、ホテル「アラム・クルクル」内を散策しました。昨年と比べてロビーのレイアウトが変わっていたりしましたが、雰囲気は同じなので、懐かしかったです。ビラの間を抜けて奥のプールサイドまで行って戻ってきました。今回のバリ・ヒルトンに比べると小じんまりとしていますが、なかかな良いホテルだと思います。
タクシーでホテルに戻りましたが、レギャンに近い場所から帰ってきたので、タクシー代も約5万Rpほどかかりました。ホテルのラウンジに設置してあるビリヤード台がたまたま空いていたので、夜9時半をまわっていましたが、子供と遊ぶことにしました。久しぶりにビリヤードをしたので、なかなかポケットに入らずに、いつまでもゲームが終わらなかったです。そのうちに眠くなってきたので、30分くらい遊んでから部屋に引き上げることにしました。無料のビリヤード台なので、いつも人が使っていてなかなか空いていなかったのですが、タイミング良く利用できてラッキーでした。
下の子供はレストランで、寝ていたので、また夕食を食べ損なっていました。そこで、コンビニで購入したカップラーメンを部屋で食べさせました。いつも夕方から疲れて寝てしまうので、子供はこんな食事ばっかりです。

ウォーターボムパーク ウォーターボムパーク 夕食(Papa's Cafe)


2005.8/2 Tsu.
07:50 起床
08:30 朝食(0940)
10:00 プール・ビーチ(〜1400)
14:25 昼食
15:00 チェックアウト
17:15 夕食(Nyoman's BeerGarden)(〜1820)
18:50 送迎バス発
19:20 デンパサール空港着
22:00 GA880
22:30 ジャカルタ空港着(ジャカルタ時間=バリ時間−1時間)
23:30 ジャカルタ空港発

今日がバリ島の最終日なので、午前中にプールで泳いだ後にビーチで遊ぶことにしました。プールにいるのは日本人ばかりで、逆にビーチにいるのが外人ばかりです。プールで遊ぶよりもビーチ沿いのデッキチェアで本を読んでのんびりしている外人が多いかったです。バリ・ヒルトンの前のビーチは、遠浅ではないですが、浮き輪をつければ、子供も一緒に海で遊ぶことができます。右から左に少し潮の流れがあるので、浮いているとだんだん流されていってしまいます。海は、クタのビーチと比べると、とてもきれいでした。ヒルトンの前から隣のゴルフ場の前のビーチまで歩いていくと浅瀬があり波もないので、子供を遊ばせるには適しています。貝殻を拾ったり、砂遊びをしていたらすっかり日に焼けてしまいました。午後2時くらいまでビーチで遊んでから、部屋に戻ることにしました。
予約時には、チェックアウト時間が昼の12時と説明を受けていましたが、チェックイン時にガイドさんが、自分の会社から話たからチェックアウトが午後3時になったと言われたので、安心して遊んでいました。しかし、部屋に戻るとベッドメイクが既に始まっていたので、連絡が行き届いていなかったようです。「何時にチェックアウトするのか?」と聞かれたので「3時です。」と答えると、しばらく作業してから部屋を出ていきました。1時間で荷物をスーツケースに積めて片づけるのはかなり大変でした。子供達には、テラスで昼食用に買っておいたパンを食べさせました。必要なものだけを出しておいて、後はスーツケースに詰め込んでチェックアウトをしました。最後は、ちょっとあわただしくなってしまいました。フロントでのチェックアウトもカードキーを返すだけのあっさりとしたもので、精算書も何ももらわずに済んでしまいました。スーツケースをクロークにあずけてから、再び、夕方まで、プールで遊ぶことにしました。普通は、チェックアウトをしたらプールには入らないと思うのですが、子供達を午後6時半の送迎時間までおとなしくさせておくことは無理だからです。水着も最終日には捨てても良い古いものを着ておき、そのまま着替えたらゴミ箱に捨ててしまうとスーツケースを詰め直さなくてよいので楽です。
夕方からは、バリでの最後の夕食を食べにプミン村まで歩いていきました。残金を計算しながらの食事になるので、税金とサービス料込みの値段表示をしている「Nyoman's BeerGarden」に入ることにしました。ハッピータイムなので、食前酒のサービスがあります。店内は、相変わらず外人で混み合っていました。今回は、ガドガド、カレー、ジャーマンスープを頼みましたが、ガドガドは甘いピーナッツソースに野菜などをつけて食べるヘルシーな料理で子供も食べていました。カレーを頼んだのにライスが来ないので、聞いてみたら、カレーの中の大量のジャガイモが主食とのことでした。さすが、ドイツ人シェフのお店です。ウラムで食べたカレーよりもこちらのほうがおいしかったです。欲を言えば、やはりライスが欲しいところです。
夕食をゆっくり取っていたので、ホテルに戻ったのが6時45分くらいになりました。初日にガイドさんが、6時半から7時の間にロビーに来るように言っていたので「ピッタリ」と思っていたら、自分の言葉を忘れているのか、既にロビーで待っていたガイドさんの機嫌がちょっと悪くなっていました。夜10時のフライトなのに3時間前に空港に着くような送迎はちょっと早すぎだと思います。ガイドさんとしては、何かあるといけないので、余裕を持った時間設定をしているのだと思いますが。そのため、空港ではかなり暇な時間をつぶす必要が出てきます。今回も免税店や土産物屋をぶらぶらしながら時間をつぶしました。下の子は、ここでも疲れて寝てしまったので、空港のイスに寝かせておきました。出国税として1人あたり10万Rpかかるので、家族4人で40万Rpもかかることになります。VISAにしてもそうですが、短い滞在期間にしては、その費用が高くつきます。

バリ・ヒルトン・プール ヌサ・ドゥア・ビーチ プミン村(南門)


2005.8/3 Thu.
07:00 朝食
09:05 成田空港着
10:23 駐車場(New USAパーキング)発
13:10 自宅着

ガルーダGA880便もB747-400型機でした。行きは、バリ島までの直行便でしたが、帰りは、ジャカルタ経由になります。バリ島とジャカルタ間の短いフライトで、夕食がでました。ジャカルタで1時間の給油と機内清掃待ちの時間があります。そこで、待合室に出てもよいし、機内に残ってもよいとのことでしたので、機内に残ることにしました。子供が寝ていたので、途中で起きたら嫌だからです。ジャカルタから成田までは、下の子供のキック攻撃や近くの赤ちゃんの叫び声で、あまりよく眠れませんでした。深夜というのに機内で映画上映をするのはやめて欲しいです。朝7時頃に朝食が出るのですが、思わず「お粥」を選択してしまいました。
成田空港から自宅までは、多少、湾岸線が渋滞していましたが、昼過ぎに無事に自宅につきました。

帰国


おわりに・・・
昨年に続いて、2回目のバリ島旅行でしたが、子連れ旅行にはとても適した場所だと思います。まず、日本からの直行便があり、夏休み期間中が乾季にあたるところがポイントが高いです。物価も安いし、子供用の食事にも苦労しません。ただし子連れだと、街歩きや観光があまりできないので、プールやビーチで過ごす時間が多くなります。それでも楽しいのが、おすすめの理由です。
昨年は、クタ地区のホテルを選びましたが、今回はクタからタクシーで30分ほど離れたヌサ・ドゥア地区に滞在しました。クタに比べると何もないエリアですが、バリ・ヒルトンの徒歩圏にはプミン村というレストランや土産物店が集まった通りがあったので、とても便利でした。このようなちょっとした繁華街が近くにあるホテルを選ぶと便利です。何か用事があれば、タクシーでクタに出ればよいので、クタ地区のホテルに固執する必要もないと思います。
タクシー代も安い(ヌサ・ドゥアからクタまで500〜600円)ので、あまり気にせずにどんどん利用することができます。それでも節約したい人は、行きのタクシー代を負担してくれるDFSやプラザ・バリに一度、行ってから、別の場所に移動すると安上がりになります。(クタ地域内の移動だと100円〜200円くらいです。)
DFSにも免税店の他に土産物店も入っていますが、街中のスーパーで同じもの(お酒や調味料)が半額〜1/3で売っていました。それくらい値段が高いので、民芸品などの土産物は、スーパー等で入手したほうがお手頃です。
インドネシア料理は、マレーシア料理やタイ料理と比べてバリエーションが少ないので、ちょっと飽きてくることがあります。そのような時には、各国料理が手頃な値段で食べられるお店が多いので重宝しました。ただし、子供が好きなラーメンのような麺類(ミー・スープ)がマレーシアに比べてあまり置いてないのが残念でした。
ヌサ・ドゥアの海はクタよりもきれいでしたが、ジンバランのほうがもっときれいだと言われました。昨年は、レンボガン島に行ったのですが、今年はかわりに「ウォーター・ボム・パーク」に行きました。現地の金銭感覚からすると入場料が高いのですが、それなりに楽しめますので、家族連れにはおすすめの場所です。
子供がもう少し大きくなってきたら、ウブド観光もしてみたいです。バリ島は、誰でも満足することができるので人気があるのだと思います。

今回の旅行の写真を「歩いて旅する記録」というblogで公開しています。下記のリンクから参考にどうぞ!




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