沖縄旅行記(秋編)




 はじめに… 

 
私の勤める某R社には、4シーズン休暇制度というものがあり、毎年11月上旬に5連休の秋休みが
あります。昨年は、北海道の美瑛、美馬牛(富良野の北の方)方面へ行ってきました。そのときは、
レンタサイクルで秋の北海道の丘めぐりをしてとてもさわやかな気分を満喫しました。個人的にも
美瑛の丘は、最高のお昼寝ポイントとして大好きな風景の1つです。今年も北海道へ行こうかなと
考えていましたが、弟が某航空会社に就職して、航空券の社員割引(家族のみ)が効くとのことな
ので東京(羽田)から最も遠い”沖縄”へ行ってみようという気になりました。今までは、電車の
旅が多くてまだ生まれてから1度も飛行機には乗った事がないのでちょうど良い機会だと思って沖
縄旅行に決定しました。(ちなみに、九州、北海道へは、何回も行っているがいつも電車だった。)
この時期は、文化の日をはさんで飛び石連休のため、夏休みは忙しくてとれなかった友達の斉藤君
2日間休んでもらって2人で行くことにしました。行くことに決めたのが2ヶ月前で、計画を立て
始めたのが1ヶ月半前でした。沖縄といえばリゾートホテル。そこで、2泊をリゾートホテル、他
の2泊を民宿かペンションということで宿探しに入りました。まず、リゾートホテルですが、西海
岸沿いの主な所をあたったところ予算と日にち(休日は満員のところもあった)を考慮して、「万座
ビーチホテル」に決定しました。ちなみに、スタンダードツインで、1泊3万円です。(ちなみに、
ラマダルネッサンスは、3万5千円でした。)それから、民宿とペンションはどこがいいかわから
ずに決めかねていたところ、出発2週間前になってしまったので、1泊目は空港からも近い南部で、
伊勢エビ料理がでるという「ペンションみーばる」にして、2泊目を斉藤君の希望で水納島に泊まる
ことにしました。水納島は、集落も10軒ほどしかなく、民宿も2軒のみで、選択の余地がないので
1泊4000円の「民宿大城」に決めました。後は、現地の足、レンタカーの予約をして準備完了です。
  3月中旬に小笠原へ行ったときは、一応泳げたので、今回も泳ぐぞーと気合いを入れての出発です。
さて、どうなることやら…本編をお楽しみに!


                      <沖縄旅行日程表>
1992年

10月31日(土)  ANA 85便(13:10→15:55)
                    ペンション みーばる(玉城村) 09894-8-1968
11月 1日(日)  民宿 大城(水納島)          0980-47-3646
11月 2日(月)  万座ビーチホテル              09896-5-1211
11月 3日(火)  万座ビーチホテル
11月 4日(水)  ANA 90便(16:20→18:30)



 
◎10月31日(土)   晴れ

  ┌────────────────────────────────┐    
  │大宮−羽田空港−那覇空港−琉球ガラス村−摩文仁ヶ丘−P.みーばる│    
  └────────────────────────────────┘    

 某航空会社勤務の弟に、チケットを取ってもらったところ、飛び石連休のためか朝1と2便は、
社内予約端末でブロックがかかっていて、既に旅行代理店におさえられているとのことでした。
そこで、しかたなく3番目に早い昼の便(13:10発)で出発することにしました。実は、飛行機に
乗るのは始めてのため、乗る前から不安と期待でウキウキしていました。早めに羽田に着いたので
うろうろしていましたが、さすがに休み前だけあってたくさんの人でにぎわっていました。出発の
40分前にゲートに入れたので、さっそく入っていくと飛行機には20分前にならないと乗れない
のです。目の前で離陸していく飛行機が見れるので暇つぶしにはなりますが、早く行きすぎても退
屈です。(教訓・早く行っても乗れないよ〜!)やっと時間になり、空港バスに乗って飛行機まで
向かいます。しかし、いくら広いからといえバスで行くのもなんかめんどうです。席は窓際の5A
です。滑走路を移動して行き、いざ飛び立つときのあの加速感とGが気持ち良くてやみつきになり
そうです。しばらく上向きのまま上昇していきますが、下界の景色がとてもきれいです。房総半島
上空を通り、大島上空を通過すると海上飛行となり、海しか見えなくなります。高度1万メートル
まであがってしまうとあまり上すぎておもしろくありません。やはり雲の近くを飛んでいるときが
1番気持ちがいいです。ほんとに雲がふわふわしてきれいです。弟の話しでは、富士山の見える窓
際の席を取ってくれたとのことでしたが、な、な、なんと反対側だったのです。「右手には富士山
がきれいに見えています」のアナウンスを聞きながら何も見えない左側を見ていました。う〜ん、
残念。なぜ、間違えたのだろうと思ったら、弟がいつも乗っていた熊本行きの便は富士山の右側を
通るのですが、沖縄便は海上を通るため富士山の左側を通ることになるのです。沖縄に行く人は、
右側の席をぜひとってください。(教訓・目的地により航路が違うんだよ〜)
 機内では、洋菓子(バームクーヘン、ゼリー)とコーヒーのサービスがあります。眼下に与論島
が見えてきた頃に、だんだん高度を落としてきます。このときの耳がツーンとする感じが嫌いな人
も多いようです。15:55無事タッチダウン。飛んでいるときは、ぜんぜん揺れなくて快適でしたが、
着陸のときはさすがに緊張しました。
 夕方4時でもまだ明るくて、気温も23℃あります。まず、レンタカー屋へ行き車を借ります。
一番グレードの低い車(スターレット)を予約していたのに、向こうの手違いでワンランク上のカ
ローラ1500セダンになり(料金はそのまま)、ラッキーなスタートとなりました。とりあえず、
1日目の宿が南部にあるため、通り道にある観光地を寄り道しつつドライブをすることにしました。
沖縄の風景を楽しみながらのドライブは、最高です。民家の屋根にシーサーが飾ってあるのにも沖
縄らしさを感じさせてグッドです。
 まず、ガラス細工で有名な琉球ガラス村を訪れます。店内はガラス製品でいっぱいでとてもきれ
いです。ガラスの製作現場を見学することもできます。次に、沖縄平和祈念公園へ行きましたが、
既に門が閉まっていたので、近くの摩文仁ヶ丘を散歩しながら夕焼けを楽しんでいました。沖縄の
地図は、レンタカー屋でもらったものとガイドブック(るるぶ)しかないという我々は、最初の宿
ペンション「みーばる」を探し始めました。ところが、近くまで来ているというのに全然わからず
にぐるぐる細い路地を迷いまくってしまいました。そこで、私は行き止まりをユーターンしようと
して車をバックしていたら、ゴツン!という衝撃が…。そうです、コンクリートの塀にバンパーを
ぶつけてしまったのです。車を下りてみるとバンパーには、真一文字の鮮やかな傷が……。やべ〜、
でもバンパーなんてぶつけるためにあるんだからと開き直ることにしました。横では、連れの斎藤
君がこれは、5万円コースだなと1人でつぶやいていました。ショック!
 なんだかんだぐるぐる30分ほど迷っていて、やっと7時ころに着きました。琉球バス営業所の
おじさん、お世話になりました。空港から車で40分の距離なのに、オーナーのママさんもあきれ
ていました。ここは、新原(みーばる)ビーチのすぐ前のロケーションのいいところです。部屋は、
和室と洋室があり値段が違うようです。(洋室8000円、和室6000円)ここは、夕食にロブ
スター(半尾)がでて、1泊8000円とまずまずのところでした。沖縄のオリオンビールを飲み
つつ食事をしていました。オフシーズンのため、トリプルルーム(バス、トイレ付き)を2人での
びのび使いました。ペンションというくらいだから若い女の子でもいるのかなと少しは期待してい
ましたが今のシーズンでは誰もいませんでした。ちゃんちゃん。




◎11月1日(日)  晴れ

  ┌───────────────────────────────┐      
  │P.みーばる―玉泉洞―高速道路―沖縄記念公園―水納島―民宿大城│      
  └───────────────────────────────┘      
 
 7時半起床。今日も良い天気です。朝食は、納豆、目玉焼き、豆腐、味噌汁とごく一般的でした。
ここのペンションのすぐ前は、新原ビーチで、グラスボートが出ているため珊瑚礁を見ることもで
きます。昨日泊まった新婚さんは泳いで行ったからあなた達もゆっくりしていきなさい。と言われ
ましたが、今日の宿は中部にある水納島に渡らなくてはならないため、ゆっくりしていられず残念
でした。とりあえず、近くの玉泉洞へ行き鍾乳洞を見ることにします。確かに大きな鍾乳洞で見ご
たえはありますが遊歩道も整備されすぎていて”観光地”といった感じです。高知の龍河洞のよう
に暗闇から案内人がにゅっとでてくるとか、福島の入水鍾乳洞のようにろうそく、カッパ、わらじ
を借りて、明かりのないところを案内人の後をついていくようなところのほうが個性的でおもしろ
いと思います。ただ、黄金の杯は、見事でした。ここには、他にハブ公園があり、ハブも見れます。
また、コブラとマングースの決闘ショーもありますが、なぜ、ゴブラとマングースなのかよくわか
りません。決闘ショーは、1日に数回しかやらないので、時間の関係でみることはできませんでし
た。見たことのある人は、どんなもんなのか教えてください。
 沖縄唯一の高速道路、沖縄自動車道に乗り、本部町へ向かいます。とにかくすいていて快適です。
西都ICから50Kmで、1250円です。沖縄に来て思ったのですが、こちらの車は飛ばす人が
いなくて、のんびりしていることです。一般道でも制限速度で走っている車が多くて、高速でも
100キロ以上で走っている車はみかけません。そんなに飛ばす道もないし、南国人の気質でのん
びりしているのかなと思います。終点の許田ICを下りて、名護市街を通って本部へ向かいます。
水納島へ渡る渡久地港がわからずまたもやうろうろしてしまいました。とりあえず場所の確認をし
て、沖縄記念公園へと向かいます。昼食は、ドライブイン「まーすやー」で、ここの名物まぐろの
味噌あえ定食(1200円)を食べました。これは、刺身を酢味噌であえた不思議な味で、私の口
にはあいませんでした。沖縄記念公園は、とにかく広くて1日中いてものんびりできるところです。
入園料は、無料ですが各施設ごとに入場料をとられます。私たちは、まず、バビルの塔のような建
物が目をひく熱帯ドリームセンターに入りました。ここは、蘭などの花がさきみだれるきれいなと
ころで、塔に登ると公園内が一望できて眺めが最高です。次に海上都市”アクアポリス”へ向かい
ます。天気がいいので、歩いていると半袖なのに汗をかいてきます。アクアポリス内は、何も見る
物がなくて拍子抜けです。釣りをしている人もいますが…。それから、遊園地のあるエメラルドビ
ーチへ向かいます。とにかく広いので電気自動車(100円)に乗って行くことにします。人がた
くさん乗ると坂道はパワー不足でのろいですが、平地だとなかなか快適です。エメラルドビーチは、
真っ白な人工ビーチでとてもきれいです。ただ、遊泳期間が10月いっぱいのため泳いでいる人は
いませんでした。
 それから、本日の宿のある水納島へ向かいます。車は、港の空き地に止めておくことができます。
今は、シーズンオフなので船は1日3便しかありませんが、夏は増便され、海水浴客でにぎわうよ
うです。この島は、本部町の沖合いに浮かぶ小さな島で、高速船で15分くらいのところにありま
す。この島は、面積も0.58Km2で、クロワッサンの形をしているのでクロワッサンアイラン
ドと呼ばれています。周りを珊瑚礁に囲まれた小さな島で、白いビーチもきれいなところです。民
家も10軒くらいしかなく、そのうち民宿は2軒で、今回は民宿「大城」(4000円)に泊まる
ことにしました。さすがにこんなところまで来る人はいなく、宿泊客は私たちだけでした。1泊2
食4000円というのでどんなところか心配していましたが夕食には今釣ってきたばかりの”ブダ
イ”の刺身をだしてくれたり、食事はボリュームたっぷりで大満足でした。何も無い島で、(店も
ない)唯一あるオリオンビールの自動販売機でビールを飲みつつ早く寝てしまいました。




◎11月2日(月)  晴れ

  ┌──────────────────────┐                        
  │民宿大城−水納島―パイン園−万座ビーチホテル│                        
  └──────────────────────┘                        

 朝6時15分にいきなり沖縄民謡とラジオ体操が島中に響きわたり、とび起きると、島にある唯
一の小・中学校から流れてきていました。その後クラッシックが8時近くまで鳴っていました。な
んて健康的な島なんだ!
 朝方はどんより曇っていましたが、すぐに晴れてきて絶好の海水浴日よりになってきました。と
りあえず、島を探検してみようとのことで、海岸線沿いに1周してみることにしました。途中から
、岩肌のごつごつした険しい崖が増えてきて歩いていくのが厳しくなってきます。陸側は、深い繁
みのためエスケープルートはありません。途中で、2m近い崖をジャンプして浜におりてまた登っ
たり、海に入って回り込んだりと何とか1時間半かけて半周したところで力つきて、探検を終わり
にしてしまいました。島の裏の入り江には、なんと”なまこ”が、うようよしていました。(ビー
チには、いないので安心です)歩き回ってだいぶ暑くなってきたので、ビーチで泳ぐことにします。
ちょっと風があったので、海には入らずにビーチでのんびり焼いていました。周りは、エメラルド
グリーンの海、遠くには、伊計島と沖縄記念公園がみえて景色のいいところです。本当は、夕方ま
でいるつもりでしたが周りに誰もいないので、いくらきれいなところでも飽きてしまい、昼の便で
戻ることにしました。斉藤君曰く、「ギャルがいないのでつまらない」確かにギャルどころではな
く、誰もいないのでまさに無人島にいる雰囲気です。
 昼の便で本島に戻り、近くの瀬底島をひとまわりしてから、万座へ向かうことにします。沖縄と
いえば、パイン!?。そこで、途中でパイン園に立ち寄ることにしました。名護あたりには、いく
つもパイン園があり、パイン畑を見た後に試食をすることができます。この辺のパイン園を2〜3
ヶ所まわれば、おなかいっぱい食べられるでしょう。なかには、ハブとマングースの決闘ショー
(有料)をやっているところもあります。とにかくおみやげのパイン製品はいろいろあり、パイン
ワイン、パインカステラ、etcとおもしろいです。私は、おもわずうなぎパイならぬパインパイを買
ってしまいました。
 車の中は、クーラーをかけていても暑いくらいです。遅めの昼食をタイガービーチ前の”リトル
キャプテン”で取ります。沖縄は肉が安いですが、この店も300gのステーキが、ライス、スー
プ、サラダ、アイスティー付きで1300円で食べられます。
 いよいよ、今回のメイン、万座ビーチホテル(1泊ツイン3万円)に到着です。荷物を部屋まで
運んでくれるようなホテルは、初めて泊まるのでさすがにリッチな気分になれてよいものです。ホ
テル内は、9階まで吹き抜けになっていて、天井から気球が2基つりさがっています。全室オーシ
ャンビューで、最上階がスゥィートのようです。夜になると1階でハープとピアノの演奏があり、
9階の吹き抜けに響きわたり豪華な雰囲気をかもしだしています。チェックインするとカードを渡
されそれでホテル内のすべての買い物や食事ができるのも便利です。ひととおり、ショップはそろ
っていますがそれほど大規模というわけではありません。ただ、ホテルの周りには本当に何もあり
ません。部屋は、5階でしたが、目の前にプール、左手にプライベートビーチ、右手に万座毛と眺
めも最高です。夕方まで、プールで泳いでいる人がいましたが、今日はゆっくりして明日から泳ぐ
ことにしました。明日の昼食を賭けてホテルのゲームセンターで斉藤君とテトリスとファイナルラ
ップの勝負をしたところ2勝してしまった。はははは、ちょろいもんだ!夕食はホテルのレストラ
ン”アクアベル”で5000円のコース(これが1番安かった)を食べましたが、さすがに高い。
夜は、泡盛とハブ酒を買ってきて部屋で飲んだくれていました。



◎11月3日(火)  晴れ   
 
  ┌───────────────────────┐                      
  │万座ビーチホテル−(海水浴)−万座ビーチホテル│                      
  └───────────────────────┘                      

 朝食は、ホテルのレストラン”雲海”で、和定食を食べましたが1900円とぶっとびの値段で
した。今日は、1日中泳ぐつもりでいましたが、なんとホテルのプールは、温水への切り替え工事、
清掃中で入れなくて残念な思いをしました。でも、ホテルのビーチに1日中いることにして、のん
びりしていました。普通はビーチの営業(ビジター)は、3/21〜10/31までの様で、泳い
でいる人も20〜30人しかいなくてすいていました。ギャルがいっぱいいるかと思っていたらほ
とんど新婚さんばかりでまいってしまいました。朝方は、曇っていましたが昼には晴れてきて、蝉
がミンミン鳴いていました。近くに米軍の演習場があるのか、砲弾の音がドンドン聞こえてきて観
光地というのに何か不気味な感じがしました。海には、1.5m四方の板が浮いていて、そこまで
泳いで行ってその上でねっころがっていました。本当に南の島に来ているんだなという感じで最高
でした。昼食は、車でムーンビーチの方まで出かけて行き、沖縄名物”ソーキそば”を食べました。
これは、とんこつスープの細切りうどんといった味で、麺の上に柔らかい肉がのっているものです。
とんこつスープといってもしつこくなく、軟骨のようなこりこりしたとこと柔らかい肉の好きな人
にはおすすめです。昼食後は、再びビーチに戻り泳いでいました。夕方、斉藤君が疲れてねている
間に私は1人でドライブに行ってきました。万座毛−沖縄工芸村−万国百貨店のコースで1時間半
です。万座毛は、切り立った断崖で眺めも最高です。特に奥の方は、草原になっていて昼寝をする
のに最高のポイントです。ただ、カップルがたくさんたむろしていますので気にしないで昼寝をす
る勇気が必要です。ここから、目の前に万座ビーチホテルが見おろせます。沖縄工芸村は、ガラス
細工を扱ったお店で、製作行程も見ることができます。万国百貨店は、軍服などの米軍の払い下げ
品を扱っているお店でおもしろいものがありそうですが、なんか店内は怪しい雰囲気です。
 夕食は、ホテルのレストランは、高いので外へ食べに行きました。と言っても、万座ビーチの周
辺は何もないので、車で20分ほど走ったサンマリーナホテルの方まで行かないと店がありません。
今回は海鮮料理の店”南栄”で、アバサー汁(はりせんぼん)(1500円)を食べました。珍し
いので、注文しましたが、針せんぼんというのは、後で知りました。身はほとんどなく、スープは
こくがあっておいしかったです。このお店は地元でも有名らしくかなり混みあっていました。
 今日は、泳いで疲れたので昼間買っておいたオリオンビールを飲んで、すぐに寝てしまいました。
ちなみに、ビールは、酒屋でなく普通の商店で売っています。




◎11月4日(水)  晴れ  

  ┌──────────────────────────────────┐
  │万座ビーチホテル−琉球村−首里城−国際通り−那覇空港−羽田空港−大宮│
  └──────────────────────────────────┘

 今日は、朝から快晴です。まず、琉球村を見学します。私は、各地の昔の民家を見るのは、好き
なのでなかなかおもしろかったです。昔、さとうきびを引いていた牛車は、一見の価値はあります。
ここでも、ハブとマングースの決闘ショーをやっていましたが、900円と高いので見るのはやめ
てしまい、結局このショーの正体を確かめることができませんでした。途中の沖縄のファーストフ
ード”A&W”で遅い朝食をとりました。ここでは、あの有名な”ルートビア”なる飲物が飲めま
す。噂には聞いていましたが、目にするのは始めてです。見た目は、ビールのように泡があふれて
いてビールの感じがでています。味は昔、はやったノンアルコールビールかなと思っていたらどっ
こい、なんとあのドクターペッパー(知らない人もいるかな?)を甘くしたような味なのです。な
んで、薬くさい風味があるのかと思ったら、薬草の根からとったエキスでできているらしいです。
冷えていなかったらとても飲めないと思いますが、話しの種に飲んでみることをおすすめします。
ちなみに、ここでアイスコーヒーの”中”をたのむと中ジョッキで出てきます。”大”を頼んだら
はたして、飲みきれるのだろうか…。その後、国道58号沿いにある、有名なアイスクリーム”ブ
ルーシール”の店”ビックディック”へ行き、念願のアイスを食べました。ちなみに、私はアイス
マニアです。(特にソフトクリーム)
 1度、空港によって、荷物をコインロッカーに預けてレンタカーを返しに行きました。バンパー
の傷を何かいわれるかと思ってびくびくしていたら、何も言われずにすみホッとしました。その後、
オープンしたばかりの首里城へタクシーで向かいました。タクシーの初乗りが400円と安いのに
は驚きました。なんでも、石垣島では更に安くて380円だそうです。守礼門も、改装されたばか
りで、きれいでした。高台のため那覇市内の眺めも良く、とても良いところです。ちなみに、この
オープンを記念したテレビ番組がめじろ押しで、沖縄ではとても盛り上がっていたようです。運良
く見れてラッキーでした。その後、国際通りまでぶらぶら歩いていきましたが、平日のためか、み
やげ物屋も人が少なくてさびしいかぎりです。ずっと歩いていたので疲れてしまいました。バスで、
空港まで戻り、おみやげを買って帰途につきました。そのとき、飛行機の手荷物預かりのバックの
中に酒類(瓶は割れ物の為)を入れてはいけないことを知りました。(まあ、黙っていればわから
ないだろうけど。)帰りは、夕方の便のため、羽田に着く頃は夜景がとてもきれいでした。この日
の沖縄は、28℃もあったため、半袖のまま飛行機に乗り込んでしまい、羽田でおりてから寒い思
いをしたのは、何を隠そうこの私です。羽田に着く頃には、日も暮れてきて東京の夜景がきれいに
見えました。でも、何はともあれ、無事に帰って来れてよかったです。
めでたし、めでたし。






  終わりに… 


 初めての飛行機の旅、そして初めての沖縄旅行で5日間すべて、晴れて最高にラッキーでした。
本当に11月というのに陽気がよくて、とても気持ちよかったです。ちゃんと泳ぐこともできたし、
南国のリゾートライフを満喫することができました。ただ、残念だったのは、シーズンオフのため、
賑やかさがなかったことです。でも、逆に静かで落ちついて過ごせたのが良かったのかもしれませ
ん。今回は、水納島へ、渡りましたが、個人的に島が大好きなので他の島にもぜひ行ってみたいで
す。来年は、西表島かなとも思っています。南の島は、最高です。みなさんもぜひ1度どうぞ!!


                               <決算報告>


        飛行機(社員割引)             ¥35,800
        交通費(タクシー、バス)            ¥4,500
        レンタカー(4日間、ガス、高速代含む)  ¥18,770
        宿泊費(4泊)                         ¥41,458
        食事代(酒代含む)                     ¥17,333
        観光費                                  ¥3,330
        おみやげ代                               ¥7,275
        その他                                   ¥1,156
      ───────────────────────────────      
        合計                                 ¥129,622




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