1987年9月4日〜6日にかけて、大学の無線部の合宿で佐渡ヶ島に行ってきました ので報告します。
[BAND] | [RIG] | [ANT] |
HF | IC736 | 逆V |
50MHz | TR9300+2SC2290+3SK129 | 9ele |
144MHz | C5800+L.A. | 10el |
1.2GHz | FT290+TRV. | 20el ループ |
<交通> 池袋駅−−−新潟駅(関越高速バス 5時間) ¥8000(往復) 新潟駅−−−新潟港(バス 15分) 新潟港−−−両津港(フェリー 2時間半) ¥1730(2等片道)
初めて、高速バスに乗るが、座席もゆったりとしていて思ったよりも快適である。 9/4の夕方に民宿に到着する。宅急便であらかじめ送っておいたアンテナ、マスト 類を部屋で受け取り、早速、組み立ててみる。完成していないアンテナなどがあり、 夜中にブームマストに持参した電動ドリルで穴を開けていたが、ブーンという音は 宿の人には大迷惑だったように思う・・・反省。 民宿は、海辺だったので、7MHzの逆Vを海岸に仮設して10Wで運用を始め る。(レオーネ4WD+イコーカで固定) 夜中のため、ポチポチとしか呼んでこ ないが、良い暇つぶしにはなりました。民宿の2階の窓から1.2GHzの20エ レループアンテナを突き出してワッチしてみるが、入感する信号はなし。 深夜になり、夕食の時に出されて食べきれなかったカニの大皿2つを囲んでビー ルと共につっつく。う〜ん、極楽! 9/5の朝は、今回の運用ポイントの「どんでん山」に向かいます。途中、8% の急勾配の坂がいくつかあったけど、山の上に登ってみるとすっごくきれいな景色 でした。両津港を望む展望に大感動です! 山頂には国民宿舎があり、今夜はここ に泊まることにしました。(本当は、キャンプ場に泊まる予定が、急遽ここにした) オーナーはハムのため無線に理解を示してくれる人で助かりました。早速、2階の 広いベランダでアンテナを組み立てました。HF〜1.2GHZまでの全てのアン テナが組上がる頃には夕方になっていました。早速、7MHzで第一声を発した途 端に大パイルが発生しました。これだけ呼ばれ続けるとさばくのは大変ですが、楽 しいです。6mの方は、がんばって9エレを上げたので期待していたのですが、7 MHzのカブリを受けてまともに運用できませんでした。特に、プリアンプが死ん でからは、余計にやりづらかったです。1エリアよりも2、3エリア向けにサービ スをしていたので局数的には延びませんでした。 夜中になると元気の良い人がRIGに向かっていましたが、私は食堂でビリヤード をやって遊んでいました。 次の日は、せっかくの日曜日というのに、帰りのバスの関係で午前中には早々に 撤収してしまいました。せっかく遠くまで来たのに3日しかいられなくて残念です。 どうせならここで、4〜5日はのんびり過ごしたかったです。某O君は、「ここで バイトしたいなあ〜」とまで言っていました。 交信局数は、全部で500局ちょっとくらいかな? いつかまた訪れてみたい場 所のひとつになりました! 6m HAM NETWORK CLUB(JJ1YFS)会報 移動運用始末記 第37回より転載。