0エリアカットビツアー’87



1987年9月12(土)〜15(火)にかけて、私(JP1BXX)とJN1JIV、JS1USYの3人
で「0エリアカットビツアー’87」を行いましたので、その報告記を書いてみました。
移動日(1987年)移動場所交信局数
 9/13 新潟県新井市 228
 9/13-14 長野県中野市 498
 9/14 長野県下水内郡豊田村 215
 9/14-15 長野県飯山市 359
 9/15 新潟県十日町市 240
  合 計1603
RIG:TR9300
ANT:10mH 9el(SS-96)


はじめに・・・  今回は、USYの車で移動することになったので、PM10:00にJR高崎駅に集合 としました。私とJIVは、駅のロータリーでUSYの車を待っていました。JIVが お店に夜食を食べに行っているときに、荷物番の私のところにツカツカと歩 み寄ってくる女の人がいた。大学生らしき女の人は私の目の前に立ち止まると 話しかけてきた。「こんばんは。今日お会いした方の健康と幸せのためにお 祈りしています。一緒にお祈りしてもらいませんか・・・」 この女の人、駅前で人待ちしている人に片っ端から声を掛けていました。  PM11:00。まだUSYは来ない。次にスケボー集団が登場。高校生らしき男女 10人くらいがヒューヒューおたけびをあげながら駅前でスケボーをしていま した。  しばらくして、やっとUSYが到着。そのまま高崎ICから関越道に乗る。途中 で休憩を入れながらひたすら高速を突っ走る。塩沢石打ICで下りて、一路、 新井市内に向けて走ります。9/13 AM3:00すぎに飯山市内に入ったあたりで車を 止め、仮眠を取ります。  翌朝、AM7:00頃に起きて出発します。朝食を買うにも店がない! なんちゅー とこだ! 小学校で水を補給する。 新潟県新井市    目的の高床山へはすぐに到着。山頂には無線中継所がありますが、ただの広場 です。ここで、初登場のUSYのタイヤベース「イコーカもどき」が役に立つ。 10mHの9エレはなかなか組み上げるのが大変だ。このイコーカは、フジイン ダストリー社製なので、JR2BEF 鈴木さん作成のものよりもちゃちな作りでした。 日本海の眺めはきれいですが、1エリア方向には山・山・山・・・でブロックさ れています。一応、1エリアからも呼んできますが弱かったです。その中でも JK1NZM 山崎さんは強かったです! 長野県中野市  新井市の運用は午前中で切り上げて、次の目的地の中野市に向かいます。高社山 は途中まで車で上れますが、その道がすごい! 山腹を縫うように進むわけですが 道のすぐ脇は、急斜面の崖でした。ここは、はっきり言ってこわかった。運転に自 信のない人は来ない方がいいです。本当は、山頂まで担ぎ上げをする予定でいまし たが、車で登れる最高地点(標高1000m)まで行き、そこで運用することにしました。 風が強かったので、9エレの地上高を8mHにして運用しました。ここは、かなり のパイルを受けました。特に、スキャッターらしき伝搬で、2、3エリアからのパ イルになり、他エリアともかなりQSOできました。山を下りるときに、この林道 の入口のゴルフ場のオバちゃんに勝手に山に登らないようにと怒られましたが・・・ 長野県飯山市  次の日の朝(9/14)に中野市の山を下りた私たちは、一路、温泉街へと足を運び ました。そうです、ひと風呂あびようという魂胆です。早速、渋温泉で温泉につか って疲れをいやしました。  次の目的地は、斑尾高原です。ここは、スキー場やらペンション等で有名ですが、 流石にたくさんの人がいて賑やかです。最初に、斑尾山中腹で下水内郡を運用し、 夕方からは、斑尾高原で飯山市を運用でしました。この日は、平日だったため、呼 ばれ方は今いちでした。西方面には、斑尾山の影で全くダメなのにJG3IFX/3河内長 野市だけは強力に入感していました。前日にJG3JRSが、飯山市に移動していたらし いですが不調だったと聞いています。ここから3エリアまで飛ばすのは大変です。 特に5エリアの迎撃部隊のみなさんとはQSOできなくて残念でした。9/15の朝に は山を下りました。 新潟県十日町市  本当は、これで終わりにして帰る予定でしたが、急に帰り道の途中にある十日町 市に移動することになりました。移動場所は、魚沼スカイラインの十日町展望台で す。時間がないのと、ついでに立ち寄ったということでSS96のエレメントを2本ひ っこ抜いて、6エレで運用しました。 終わりに・・・  十日町市をPM6:00に出発して、またまた夜の関越道をかっ飛ばして帰ってきまし た。夏休みの最後を飾る大移動でしたが、無地に終わってなによりです。それにし ても3泊4日の車中泊というのはハードでした。それにも増して、運転手だったUSY は大変だったろうと思います。どうもご苦労様でした。  帰りの車の中で、今度は新潟県珍市・珍郡ツアーだ!などと言っていましたので こりない面々は、またどこかでお騒がせするかもしれません。その時はどうぞ呼んで やって下さい。最後に協力すてくれたみなさん、どうもありがとうございました。 6m HAM NETWORK CLUB(JJ1YFS)会報 移動運用始末記 第38回より転載。

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