日 程:1996年5月3日(金)〜8日(水) ツアー:AVA JALコレクション プライベートリゾート満喫6日間 プロウスリブ・マリンリゾート ホテル:プレジデントホテル(ジャカルタ:1泊) プロウスリブ・マリンリゾート(プロウスリブ:3泊) AIR:JAL レート:¥1=21.4Rp(ルピア) 時 差:インドネシア=日本−2時間 料 金:168000円(1人) 1万円分のアクティビティークーポン付き
<コース> 1996年 5/3(金)10:50成田発−−−16:00ジャカルタ着(JL725) プレジデントホテル(ジャカルタ)泊 5/4(土)10:00ジャカルタ発−−−12:00プロウスリブ着(高速艇) 〜5/6(月)プロウスリブ・マリンリゾート(プロウスリブ)泊 5/7(火)13:30プロウスリブ発−−−ジャカルタ着(高速艇) 23:30ジャカルタ発 5/8(水)08:40成田着(JL726)
<5月3日> GWの後半に有給を2日間付けて、インドネシアのプロウスリブに旅行に行って きました。出発日を2日ずらすだけでツアー代金が3万円も安くなります。 成田空港もピークをすぎていてすいていました。飛行機の機内もガラガラで、窓際 の3席を2人でゆったりと使えました。フライト時間は7時間で、ジャカルタに到 着します。インドネシア時間は、日本時間−2時間なので、少し得した気分になり ます。ここは、赤道を越えてすぐの国なので,夕方4時でも気温が30度ほどあり、 とても暑いです。空港の両替所で1万円ほど現地通過に変えました。21万ルピア 程になるので、なんだか大金持になった気分です。今回のAVAのツアーは、我々 2人だけで、現地ガイドのデディさんと1対2でゆっくりと案内してもらえました。 空港からジャカルタ市内までは、15Km程の距離ですが、噂通りの大渋滞でホテ ルに着くまでに1時間半もかかりました。大洪水の後が残っていて、アチラコチラ がガタガタ道でした。大通りでさえ信号が少ないので、合流などはかまわず車が突 っ込んでくるので恐いです。とても私だったら運転する勇気はありません。その大 通りを人々は好き勝手に渡るし・・・。渋滞中の車の横を新聞や水などを持った少 年が物売りに来ます。よく事故が起きないものだと関心してしまいます・・・ (バンコクよりも運転に迫力があった・・・)そういえば、ここでも街中を小型の 3輪タクシー(バジャイ)が走り回っています。(タイのトゥクトゥクと同じ形) 今日は、ジャカルタに1泊してから、明日の朝に目的地のプロウスリブに向かいま す。ホテルは、日航ホテル系のプレジデントホテルのため日本人客が多かったです。 (スチュワーデスも一緒のホテルでした。)グレード的には、十分なホテルです。 夜は暇なので、道をはさんだ向いのハイアットに隣接する「そごう」に行ってみま した。1〜2階は、衣料や化粧品などの普通のデパートで、地下が食品売り場にな っています。ビールが1本2000Rp(¥100)、コーラが1本1000Rp (¥50)でした。私は、土産物屋よりもその国のスーパーに行くのが好きなので 店内をブラブラしていました。オレンジを自動的に絞ってジュースにする機械はお もしろかったです。横に置いてある空ビンに自分でそそいで買うのですが、これが 本当のフレッシュジュースだなあと思いました。ここで、ケンタッキーを発見した ので、日本と違うかなと思って入ってみました。ライス付きのコンボが¥250く らいで、スープを頼むと瀬戸物のお皿に入れてくれます。こっちの人は、ライスは 手で食べるようでスプーンなどはくれません。2人で13000Rp(¥600) も食べればお腹いっぱいです。(安上がりな夕飯だこと・・・)ホテルのレストラ ンは高いので(朝食が22000Rp)、明日の朝食を買ってかえることにする。 パンとジュースとゼリーで2人分3850Rp(¥190)でした。夜の8時すぎ までプラプラしてホテルに戻りました。TVのチャネルは15chも映りましたが、 どうもほとんどがCS放送のようでした。(街中でも、直径3mくらいのパラボラ アンテナがあちこちの家の屋根に立っていました)今回、8mmビデオを持ってい ったので撮影したものをTVにつないで見ていました。白黒になったけども映りま した。インドネシアってNTSC方式でしたっけ?? 明日は、いよいよプロウスリブへ出発です! ホテルの窓から市街地を望む。右がハイアット。 その奥に「そごう」がある。
<5月4日> 今日は、土曜日なので部屋の前から見る大通りも交通量が少ないようです。昨日 買っておいたパンで朝食をとります。ジュースの甘いこと・・・。 船の出発する港まで車で送ってもらいますが、道がすいているので15分くらいで 到着しました。リゾートアイランドは飲み物が高いので、途中のコンビニに寄って もらって、ビール、ジュース、お菓子などを仕入れました。 10:00発の高速艇でプロウスリブに向かいます。ティムール島までは船で2時 間弱もかかります。それほど揺れませんでしたが、船に弱い人はきついかもしれま せん。1時間ほどすると周りに島々が見えてきて、海の色がだんだんきれいになっ てきます。プロウスリブは、小さな島々の総称で日本の松島のような感じです。モ ルジブよりも パラオ に近い雰囲気のところです。 やっとのことで到着。プロウスリブ・マリンリゾートは、日航ホテル系なので日本 語表記の案内や日本語を話すスタッフが多いので楽ちんです。(でも、海外にきて まで片言の日本語で会話をしなくてはならないのか・・・と思ってしまいましたが) 島内では、食事、買い物、各種アクティビティーの支払いが全てサインで済むので 現金を持ち歩かなくて良いのが便利です。ここは、私の泊まったティムール島と船 で5分ほど離れた隣のバラッド島の2つからなります。ティムール島の方が設備的 に整っていますので、こちらに泊まれてよかったです。2つの島の間は15分ごと に早朝から深夜まで連絡船(無料)が運行されていますので自由に行き来できます。 部屋の造りはコテージタイプで、全てが海に面しています。1棟に1組が泊まるよ うになっていて、広いコテージが着いています。お風呂とトイレが部屋の外にあり 開放的です。(天井が開いているだけで、囲いがあるので外からはのぞかれません) 全面ガラス張りの窓は明るくて気持ちが良い部屋です。カーテンを閉めれば外から 遮断されるようになります。TVはないですが110Vのコンセントが1基ありま した。(他は220V)電話もロビーにいかないと外線はかけられません。島内は、 椰子の木が生い茂る緑の多い風の気持ち良い島でした。 キャンペーン中ということで「リゾッチャTシャツ」と$100まで無料のアクテ ィビティークーポン券をもらいました。昼食は、メインレストランでインドネシア 風チャーハン(ナシ・ゴレン)を食べました。($7)そういえばここでは、全て のものに税金+サービス料で21%も取られます。$7×1.21です! 昼食後は、桟橋のところでシュノーケリングをすることにします。1日1時間に限 り無料でシュノーケリングの3点セットを貸し出していますが、何時間使っていて も何も言われません。パンで餌付けをすると黄色と黒の模様の「オヤビッチャ」が ものすごい勢いで集まってきます。この魚の生命力はすごい・・・。 その後、夕方からサンセットクルーズに参加しました。ドリンク+フルーツ付きで $20でした。雲があって水平線に沈む瞬間は見れませんでしたが、それでも夕日 はとてもきれいでした。 戻ってきてからは、夕食まで卓球をやって遊んでいました。今日の夕食は、インド ネシア料理のコースにしました。それほど辛い味付けになっていなかったので食べ やすくておいしかったです。(1人$27) でも高いよな・・・ その後は、やることもないので読書をしたり、今日撮影したビデオを見たりしてい ました。(SONYの液晶ビューカムSC−55だよ〜ん!) いよいよティムール島に到着!
<5月5日> 昨日の深夜1時頃にすごい雷雨がありました。朝6時に起きて、涼しいうちに島 内を散歩することにします。歩いて30分もすると1周してしまう小さな島です。 砂浜の部分は少なくて、椰子の木がたくさん茂る、木の多い島です。朝は、鳥の鳴 き声がさわやかで気持ちが良いです。 朝食は、普通のアメリカンブレックファーストで$10と、少し高い気がしました。 午前中は、9時〜12時までのホワイトサンドビーチへシュノーケリングに行くツ アーに参加しました。($12) なんと、参加者が私たち2人のみで、貸し切り 状態でした。モーターボートを15分ほどかっ飛ばして真っ白な砂浜だけの小さな 無人島に上陸します。そこでシュノーケリングをしましたが、リーフエッジに魚が たくさんいて凄かったです。パンで餌付けをしていましたが、指どころではなくて、 私などは耳まで魚に噛まれてました。泳いでいるだけで周りに寄ってくるのでなん だか怖くなってきます。砂浜だけで日陰がない島なのでだいぶ日にやけました。 他には、アドベンチャースバルというシュノーケリングツアーも開催されています。 今日の昼食は、インドネシア風焼きそば(バーミ・ゴレン)を食べました。その後 に「フライング・ボート」に乗りました。フライング・ボートとは、ゴムボートの 後ろにエンジンとプロペラが着いているハンググライダーのような乗り物です。操 縦士と2人で乗ります。$55/15分と少し高めの料金ですが、かなり遠くまで 飛んでくれるので眺めが最高です。船の上空を飛んだときには、みんな手を振って くれるし、空から見る島々はとてもきれいです。もちろんビデオを持って飛びまし たのでバッチリ撮影してきました。これは、パラセーリングよりも気持ちが良いで すよ! おすすめです!! これが、噂のフライングボート! きもちいい! それから連絡船で5分の隣のバラッド島に渡り、砂浜でのんびりしていました。こ ちらの島には、プールがあるのですがそれほど大きくはありません。レストランな どの設備は、ティムール島の方が整っているので泊まるならばティムール島が良い と思います。(ただし、予約時に宿泊する島の指定はできないようです) 今日はインドネシア人の団体客が到着してせっかくガラガラだったリゾートが混ん できました。(ただし、彼らはバラッド島に泊まっていたようです) 夕食は、バラッド島の鉄板焼きレストランで食べました。目の前で調理してくれま すが、量が多くてお腹がいっぱいになりました。($27) 船の上から見た南十字星に感動しました! 星がたくさん見えてきれいでした! 左上の緑の物体は「浮き輪」です。(^o^)
<5月6日> 今日の朝食は、例の団体客がいるせいかブッフェのみでした。昨日の夜にもスコ ールがあったようです。(でも、朝になると晴れるようです)毎日、レストランの ウェーターが片言の日本語で話しかけてくるので、お話をしていました。そこで、 日本にいる友達に手紙を出して欲しいと依頼をされ受け取ってきました。どうも静 岡に住む女の子のようでした。 朝方の涼しいうちにテニスをすることにしました。1日1時間は無料でできるので すが、4面あるコートはいつもガラガラでした。途中から水着になってやっていま したが、暑さに耐えられなくなって40分でダウンしました。 今日は、11時からのアイランドホッピングツアーに参加するため、それまで部屋 のコテージのデッキチェアーで休むことにしました。風が気持ちよかったです。 今回のアイランドホッピングツアーも2人だけの貸し切り状態でした。このツアー は、船で30分ほどのプトゥリ島に大とかげを見に行くのがウリとなっています。 プトゥリ島もリゾートアイランドなのですが、島内にミニ動物園とミニ水族館があ ります。大とかげは、柵で囲まれた中で放し飼いになっていて触ることもできます。 体長は、1m以上ありますがそれほど気性は激しくないようです。水族館の方は、 海中にガラスチューブが通っていて、その中から海底の珊瑚や魚を見ることができ ます。小さな熱帯魚と一緒に鮫やエイなども飼われています。ナポレオンフィッシ ュが小魚を食べる瞬間を見ることができました。帰りの船の上でランチとなりまし たが、わざとゆっくり島々の間を巡ってくれるのでランチクルーズのようでした。 帰ってきてからは、ジェットスキーに挑戦しました。ジェットスキーは、10分で $10とお得なお値段でした。最初は、インストラクターのお兄ちゃんが運転して いましたが、途中から交代して自由に走り回っていました。乗ったのは、初めてで したが操縦はスクーターみたいなものなので難しくはありません。ただ、沖の方は 波があったりするのでスピードを出しすぎるとバンバンはねて振り落とされそうに なります。とてもおもしろかったです。 その後、桟橋でシュノーケリングをして夕方まで遊んでいました。夕食は、この前 とメニューが変わっていたので、またインドネシア料理のコースにしました。例の 団体客は帰ったらしくて、また静かなレストランに戻りました。TVもラジオのな いので日が落ちると夜は暇です!でも、自然の中でのんびりするというコンセプト はバッチリのところだと思いました。 水中用の「写るんです」で撮影!
<5月7日> 今日は、いよいよ最後の日です。ジャカルタ行きの帰りの船が、13:30発な ので、午前中はまたまたいつもの桟橋のところでシュノーケリングをすることにし ます。最後なので気前良く水中で餌付けをしていたら、ウジャウジャ集まってきた ので、なんと手づかみで魚を3匹ほど捕まえることができました。とろい魚もいる もんだ! 今まで、シュノーケリングのマスクですくって捕まえたことはありまし たが、手づかみで捕まえたのは初めてだったのでおもしろかったです。 11時にチェックアウトを済ませ、ロピーのイスに座ってのんびりしていました。 暇なので山のような伝表をチェックしていたら$20多く取られていることを発見 してキャッシャーに抗議して返してもらいました。危ない危ない。島内の価格表示 は、US$で、請求書はRp(ルピア)なので頭がこんがらがります。 最後の昼食は、ウダン・ブンブ・バラトというエビチリみたいな料理にしましたが、 これが辛いのなんの。口から火がでそうでした。 13:30の高速艇でジャカルタに戻ります。行きの2時間は、短く感じましたが 帰りの2時間は、やけに長く感じました。ジャカルタの海は、なんて黒くて臭いの だろうと思ってしまいました。2時間離れるだけでこんなに違うものかと思ってし まいました。まるで東京湾のようです。 港で、ガイドさんの車にピックアップしてもらい市内観光へと向かいます。モナス やバティック工場を見学して、おみやげ物屋に寄ったりします。途中でスコールに も会いました。それにしてもみんな車の運転が荒いので怖い・・・。途中でスーパ ーに寄ってもらい、露店で売っていたピサン・ゴレンを食べることができました。 これは、フライドバナナで甘くておいしかったです。1本200Rp(¥10)で おかしみたいな感じです。(今度、家でもバナナの天ぷらに挑戦してみよう!) その後、インドネシアレストランに連れていってもらいジャワカレーのセット料理 (8皿)を食べました。40000Rpでお腹いっぱいになりました。今回のガイ ドさんは、まだ若い人で話をしていて楽しかったです。最近、結婚したばかりの新 婚ホヤホヤだそうで、新婚旅行にはバリ島に行くと言っていました。 空港に20時すぎに着きましたが、飛行機の時間が23:30なので3時間も暇な 時間ができてしまいとても眠かったです。 そういえば、こちらのトイレには、水の入った桶とひしゃくが必ず置いてあるので す。なんでも用を足した後に、この設備を使ってあそこをきれいにする習慣らしい です。(もちろん旅行者用にトイレットペーパーも置いてありましたが・・・) ジャカルタ市内観光(大統領官邸前)
<5月8日> 30分遅れでジャカルタを出発したため、かなり眠いです。帰りの機内もそれほ ど混んではいなかったです。成田にはほぼ定刻通りの08:50に到着しました。 日本の天気は曇りで、気温が13度とかなり寒く感じました。6日間のツアーとい う短い日程でしたが、十分に楽しむことができました。 今回の旅行の良かった点と、悪かった点を書いてみます。 <良かった点> ・海がきれいで、魚がたくさんいる ・人が少なくて静か ・アトラクションが充実している ・部屋(コテージ)が広い ・島内の会計が全てサインですむ ・日本語が通じる ・自然(緑)が多い <悪かった点> ・ジャカルタから遠い(高速艇で片道2時間) ・食事が高い(TAX+サービス料で21%) ・日本人客が多い ・日本語が通じる ・砂浜が少ない 小さな島のリゾートアイランドなので雰囲気も良くてなかなか良かったです。まだ まだ穴場のようですので今のうちにどうぞ!(日本人はみんなバリ島の方にいくよ うです)ただ、スタッフが日本語を話すので海外旅行気分に水をさされるかもしれ ません。(カタコトの日本語につき合うのも結構疲れるし・・・) 実は、帰ってきてからまた下痢と発熱(38度5分くらい)に苦しんで、3日もダ ウンしていました。去年のタイの時よりも症状が悪くて(タイの時は下痢だけだっ た)つらかったです。何にあたったんだか・・・。2年連続GWに東南アジアに行 って下痢してます。(笑) フライングボートでフライト中に撮影!(無人島)