膀胱炎

■どんな病気?■
 膀胱に細菌が入り込み粘膜に炎症が起きた状態を膀胱炎といい、そのほとんどが急性です。排尿時に痛みや残尿感を感じたり、トイレが近くなったりします。尿が濁ったり、血尿になることもあり、ひどい時には激痛を伴うこともあります。
 健康な時なら細菌に対する抵抗力があるのですが、トイレを我慢したり、疲労・睡眠不足・冷え・便秘・性交などが原因で起きてしまうことがあります。
 抗生剤での治療や日常のケアで再発、慢性化を防ぎましょう。
■再発を防ぐためには■
疲れをためない・・疲れた体は細菌に対する抵抗力が弱まります。
体を冷やさない・・ 特に下腹部を冷やさないようにしましょう。血行が悪くなると菌への抵抗力が弱まります。
トイレを我慢しない・・尿がたまった膀胱は菌が繁殖しやすくなります。
体を清潔に・・ 女性の尿道は太く短いので菌が侵入しやすいです。入浴の他、出来れば排尿時はウォシュレットで洗浄して清潔を保ちましょう。
水分をたっぷり摂る・・尿量を増やして尿の排泄を促します。 
■膀胱炎に効果がある食品■
【あずき】
解毒・利尿作用があり、皮の部分のサポニンには消炎作用があります。
煮た場合は煮汁に薬効成分が溶け出しているのでこれを必ず飲むようにしましょう。(ゼッタイにアク抜きでゆでこぼさないでください。)
【レンコン】
レンコンに含まれるタンニンは止血作用、消炎作用があります。また痛みをやわらげる作用もあるので血尿が出ている時や痛みが強いときにはレンコンの絞り汁を飲むといいです。
●レンコンを5ミリ程(6g)に輪切りにしたものをすりおろして絞り、紙製のだしパックなどで絞ったものを1日3回飲みます。
【大豆】
利尿作用があります。煮豆や豆腐、豆乳などをたくさん摂りましょう。
●コップ1杯の豆乳にはちみつに大さじ3〜5のはちみつを入れ、電子レンジで沸騰寸前まで温めてよく混ぜて飲みます。気持ちをリラックスさせる効果もあります。
【レタス】
利尿作用があります。膀胱炎の予防に日常的に食べたい野菜です。ただし生で食べすぎると内臓を冷やすので、スープに入れたり炒めたりするといいでしょう。量もたくさん摂れます。
●症状が出た時にはレタスの葉10枚ほどを600mlのお湯で煎じ、半量に煮詰めた煮汁を空腹時に3回に分けて飲みます。
【その他の食品】
◆その他利尿作用のある食品の代表選手はスイカやとうがんです。また柿・なし・桃などのくだものや夏野菜のキュウリやナスも効果があります。ただし生で食べると体を冷やすので食べすぎに注意。
◆そばに含まれるルチンも利尿作用があります。そば湯も飲むようにしましょう。
【一緒に摂りたい食品】
●ビタミンAの多い野菜
  ビタミンAは粘膜を強化し、細菌に対する抵抗力を高めます。

鶏レバー・豚レバー

うなぎ

牛乳・乳製品

小松菜・春菊

カボチャ

ニンジン
大葉
●ビタミンCの多い野菜
  免疫力を高め、病気の治りを早めます。

ブロッコリー

カリフラワー

パセリ

ピーマン

菜の花

ジャガイモ

サツマイモ

イチゴ

キュウイ

海苔
【注意】
もち米には排尿を妨げる作用がありますので、あずきを摂る場合はおはぎやお汁粉は避けましょう。その他もち米を原料にしたおせんべいやおこわも避けます。
ぎんなんも尿を抑制する作用があるので避けます。
またくだものではみかんやぶどうの食べすぎもよくありません。