タマネギ  
【効能】
 高脂血症予防
 動脈硬化予防
 脳梗塞予防
 虚血性心疾患
 腎不全
 糖尿病予防
 ガン予防
 食欲不振
 不眠症
 夏バテ
 便秘改善
栄養と健康・・・主成分は糖質ですがネギ属だけがもつ素晴らしい薬効成分硫化アリルを含んでいます。鼻にツンとくる揮発性の成分で、この一つのアリシンは善玉コレステロールを増やし、血栓を出来るのを抑える働きがあります。高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの予防には大変有効です。さらに特筆すべきことはこの硫化アリルには抗がん作用があり、がん細胞を正常細胞に戻す効果があることが最近の研究で分かってきたことです。
その他ジスルフィドという成分も血糖値を正常に保ち、グルタチオンという成分は肝臓の解毒を助ける作用をします。整腸作用、疲労回復、不眠症、発汗、解熱、緩下(かんげ)といった作用もあり、疲れているときや風邪のときには大変よいとされています。 また豊富に含まれたビタミンCが胸ののつかえをとり、咳や痰(たん)をしずめ、尿の出をよくすると言われています。
薬効がぎっしりですので毎日摂りたい野菜ですね。(*^_^*)

 
選び方・・・濡れてるものはダメです。皮がぽろぽろととれる方が良品です。小ぶりなものはまだ青みがあり硬いのでのでしっかりと大きいものを選びましょう。(黄王・・・甘い F1・・日持ちするように品種改良されているので味落ちる。)

 
種類・・・皮が黄色い黄タマネギ、赤紫色の赤タマネギ、小さいサイズの小タマネギの3種が主に出回っています。赤タマネギは黄色のものよりも辛味が少なく生で食べやすくなっています。小タマネギはプチオニオン、ペコロスとも呼ばれ、主にシチューなどの煮込み料理やピクルスに使われます。品種は同じなのですが栽培法が違い、貯蔵性にも優れています。
 
保存・・・風通しのよい日陰につるします。かごに入れる場合は湿気防止のために新聞紙にくるみましょう。
 
調理・・・タマネギを切る時に涙が出るのは、タマネギ独特の成分である硫化アリル成分が揮発して目にしみるためです。「細かく切る」、「切ったタマネギを放置する」ことによって、この体によいこの成分の酵素反応がすすみさらに増殖するのですが、刺激が辛いようでしたらあらかじめ調理する前に冷蔵庫で冷やすと揮発性が抑えられます。そのまま放置して空気に触れさせれば20分ほどで自然に薬効成分が増えます。
硫化アりルの効能を期待するなら生で食べることが一番です。しかし辛味が強すぎて食べづらい場合は冷水にさらします。ただし硫化アリルが水に溶け出してしまうので水にさらすのは2〜3以内にしましょう。
また硫化アリルは揮発性なので熱を加えると成分が消えてしまいます。炒めたタマネギを甘く感じるのは硫化アリルが甘味成分に変化するためです。火を入れる場合は冷たいうちにフライパンに油と混ぜ合わせてから火にかけると、油に硫化アリルが溶けだします。
またタマネギはビタミンB1の吸収を高めるので、豚肉・ハム・大豆・カツオなどビタミンB1を含んだ食品と一緒に摂ると摂取効率がいいです。生では肉や魚のにおいを消す働きもしますので、みじん切りにしたものをソースやドレッシングに混ぜるといいでしょう。