【旬】    秋
【効能】
 風邪
 美肌
 ガン予防
 二日酔い
栄養と健康・・・「柿が色付くと医者が青くなる」という諺があるように、柿にはたくさんのビタミンCが含まれており、万病の元である風邪予防などに効力を発揮します。カロチンも多く粘膜を強化することから、相乗効果でウィ−ルスに対する抵抗力を強めます。
また柿にはアルコールを分解する成分や利尿作用のあるカリウムが多いので、二日酔いの時に食べると効果があります。ただし干し柿にするとこの効用はなくなってしまいます。
しかし干し柿はカロチンは生の2倍、食物繊維も食品中トップクラスの含有量を持ち、栄養的には大変優れています。
柿の色素にはβ-クリプトキサンチンという強力な発ガン抑制成分があることも解明されました。
<注意>
ただし柿は消化が悪い上、体を冷やす作用があるので、胃腸が悪い方や病中病後の方は控えた方がいいでしょう。また渋み成分であるタンニンは多食すると便秘になりやすいです。
種類・・・日本古来の植物で、かつては女性が嫁ぐ時に柿の苗を持ってゆく風習などもあり、秋になると民家の軒先に赤く実を実らせているのが風物詩でした。柿には渋柿と甘柿があり、代表的な甘柿は富有・次郎・御所柿、渋柿は庄内・西条柿などがあります。
 
渋抜き・・・柿の渋みは可溶性タンニンのためで、これが水溶性に変わると渋みを感じなくなります。水溶性に変える方法として、焼酎などのアルコールに漬けたりしますが、手軽に出来るのは、以下の方法です。
渋柿5個に対してリンゴ1個を入れ、数箇所小さく穴を開けたビニール袋に入れて口を閉じます。リンゴから出るエチレンで1週間で渋が抜けます。