トマト  
【旬】    夏
【効能】
 胃炎
 動脈硬化症予防
 高血圧予防
 ガン予防
 美肌
 ダイエット
 便秘改善
 疲労回復
 夏バテ予防
栄養と健康・・・・トマトの最も注目したい成分は、あの赤の色素であるリコピンです。これはカロチンの一つで、ジュース・ピューレ・ケチャップなどに使われる赤系トマトに豊富に含まれています。リコピンは抗酸化作用があるため、がん予防に有効です。ビタミンCもたっぷり含まれており、副腎皮質ホルモンを正常に分泌させる働きがある他、風邪予防にもなります。トマトのビタミンCは調理してもあまり破壊されない上に一緒に食べた他の食物に含まれるビタミンCも守ってくれます。その他高血圧予防になるカリウム、ビタミンB、毛細血管を強くするケルセチン、血液をさらさらにするピラジンという香り成分などが含まれます。ケルセチンはビタミンCの代謝を良くしてくれるので、美肌にも効果があります。さらに食物繊維であるペクチンが多いのでコルステロールを減らしたり、便秘の解消に役立ちます。
その他クエン酸(酸味)も含まれますので、夏ばてで食欲が低下してる時期には胃を刺激する食材として欠かせない一品です。疲労回復、二日酔いにも効果有りです。ミキサーにかけても栄養価があまり変化しませんのでトマトジュースを作って飲みましょう。低カロリーでしかも栄養素として優れているので、ダイエット中の栄養補給源としても是非摂ってほしい野菜です。
【注意】
ただしトマトは体を冷やす作用があるので、冷え性や胃弱の人は冬は必ず火を通して食べましょう。
  
選び方・・・手に持ってずしりと重いものが良品です。全体の色が均一で皮に張りがあり、ヘタと額の部分が濃い緑色で枯れていないものが新鮮です。
  
保存・・・購入して2〜3日で使い切る量なら常温で保存でき、甘味も増しておいしくなります。完熟トマトの場合はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に置けば熟れる日にちが延び、4〜5日は持ちます。
   
調理・・・グルタミン酸(アミノ酸の一種)が多いので、シーフード料理で煮込むとうまみがぐっと強くなります。魚などは臭い消しにもなり、身を引き締める効果もあります。また肉料理では酸味によって味が引き立つので塩分を減らすことが出来ます。抗酸化作用のあるリコピンはアブラ分と一緒に摂ると吸収率がアップします。トマトソースやミートソースなどにするとリコピンを大量に摂れますね。またトマトのリコピンの活性酸素除去作用を高めるには、ビタミンEと一緒に摂ると効果的です。トマトのサラダにごまドレッシングをかけたりアーモンドなどのナッツ類を散らすのもいいでしょう。
夏バテの時はトマトジュースとスイカジュースと半々の割合のものをコップ1杯。胃酸過多による胃の痛みにはトマト・ニンジン・セロリ・のミックスジュースを飲むと胃液が中和されるばかりでなく、カロチンが胃の粘膜を保護します。
トマトを煮込み調理に使う場合は堅い皮を取り除きます。湯むきでむく場合は十字に切り込みを入れて、沸騰した熱湯につけ、皮がめくれたら冷水にとるとするりとむけるようになります。これが面倒な場合は包丁でむいてしまいましょう(笑)。