ニンニク 
【旬】    春〜初夏
【効能】
 疲労回復
 虚弱体質改善
 高脂血症予防
 心臓疾患予防
 脳梗塞予防
 糖尿病予防
 ガン予防
 肥満改善
栄養と健康・・・古代エジプトではピラミッドを作った作業員に強壮剤としてニンニクを支給していました。粗末な食事しか与えられない中、重労働に耐えられたのはニンニクのおかげだったという話です。そのニンニクのスタミナ成分はアイリンというもの。アイリンは硫化アリルの一種で、この成分が体内でビタミンB1の吸収を高め、体力増強に役立っています。ニンニク自体にもビタミンB1が豊富なのでまさにスタミナ源の食品と言えます。
またアイリンを含む硫化アリルにはコレステロール値を下げ血栓を出来づらくする働きがあり、動脈硬化を予防します。血糖値も下げ、強力な殺菌作用や抗酸化作用で病気への抵抗力をつけるする効果もあります。スコリナジンという成分は新陳代謝を活発にし食べた物を燃焼させてエネルギーに変える働きをします。カリウムと共に血圧を下げる効果もあるので肥満防止、高血圧予防に役立ちます。最近ではがん予防の食品として海外でも高く評価されているスーパー食材です。
 
選び方・・・日本産、中国産で値段に格差がありますが、成分的にはほとんど違いがありあません。しかし日本産のものは世界水準から見ても群を抜いてクオリティが高いようです。そしてニンニクは虫が付きやすいため、輸入時に使用される農薬が心配です。最近は中国産の野菜の農薬問題が注目を集めてますので国産を使ったほうが無難かもしれません。(^ ^;)
無臭ニンニクや乾燥させて香りが抜けているスライスにんにくなどは、体によい成分硫化アリルがすっかり失われた抜け殻ですので、にんにくの効能は期待できません。「臭い」=「効能」と思ってください。
 
保存・・・ 通気性のいい場所にネットに入れて吊るしておきます。冷凍保存なら成分が失われることなく保存出来ます。スライスまたはみじん切りにしてオイルに浸しておけば、すぐ料理に使えるので便利です。冷蔵庫で1ヶ月持ちます。
 
調理・・体力増強にはビタミンB1を含んだ食品、豚肉、ダイズ、などと一緒に食べましょう。またがん予防には抗酸化作用が強化出来るブロッコリー、カリフラワー、ハクサイ、ダイコンと一緒に。油で炒める場合は冷たいうちから混ぜ合わせると、加熱によって失われやすい硫化アリルが油に溶け出すので効率よく摂れますし、香りも逃がしません。スライスまたはみじん切りにしたものを油に漬け込んだガーリックオイルをあらかじめ作り置きしておくと便利です。ごま油でしたら中華料理に、オリーブ油でしたらイタリアン料理に使えます。ドレッシングなどにも重宝しますよ。またニンニクの抗酸化作用で油も長持ちします。
ただし生でたくさん食べると胃を荒らしたり、貧血を起こす場合があるので、1日1片を目安にしてください。加熱調理したもので2片ぐらいまでですか・・(^ ^;)